「池田の猪買い」「池田の牛ほめ」など古典落語の舞台にもなっている大阪府池田市で、12月10日(土)と11日(日)、「社会人落語日本一決定戦」が開催される。
同決定戦は、日本初のアマチュア落語家の全国大会として2009年にスタート。14回目となる今年は、国内外から295人が応募、一次審査を通過した23~86歳の155人が10日、池田市内で行われる予選会に出場する。予選会で選ばれたファイナリスト10人が翌11日の決勝大会に臨む。決勝の審査員長は桂文枝で、優勝者には賞金30万円が贈られる。
今年の予選会出場者は、すし職人、主婦、カメラマン、郵便局員、学校の先生、葬儀場勤務、タレント、会社員、タクシー乗務員、臨床検査技師ら。それぞれ、上方や江戸の古典落語や新作落語、自身の職業をネタにした創作落語などを披露する。
予選会は、「落語みゅーじあむ」「池田市立中央公民館」「池田駅前南会館」「池田市役所7階大会議室」「池田市民活動交流センター」「西光寺」(いずれも池田市内)の6会場、決勝大会は池田市民文化会館アゼリアホールで開催される。
予選会は入場無料、予約なしで観覧できる。決勝大会も無料だが、整理券の事前申し込みが必要。申し込みは落語みゅーじあむ、電話072-753-4440。