「ハラアンベイグネダガ」津軽弁ガールの会話が「まるで韓国語」と話題 「実は標準語より短くて話すの楽」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「ハラアンベイグネダガ」津軽弁ガールの会話が「まるで韓国語」と話題 「実は標準語より短くて話すの楽」

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 私は青森県平川市出身、弘前市在住で、今年27才になります。おばあちゃんがりんご農家、父方の叔母さんもりんご農家、最近結婚したのですが、旦那さんのご実家もりんご農家で、ほんとに周りはりんご農家だらけです。

 小学生の頃からソフトボールをしていて、高校は親元を離れ、北海道の高校に進学をしました。小中高と全国大会10回以上の出場と上位も数回入賞しています。高校卒業後は富山県の実業団に入団したのですが、ケガのためプレーができなくなり、青森県に帰ってきました。そのときは人生のどん底で、このままではダメだと色々なことに挑戦した結果、ヨガを好きになり、ヨガのインストラクターになるために東京に行きました。それから半年ほどで青森に帰り、更に経験を積んで、インストラクターとして独立しました。

―—動画であんなさんと会話している女性は、どなたですか?

 親戚の”うらん”です!小さいころから、ずっと一緒に育ちました。今でも仲がよくて、よく一緒に遊んでいます。うらんはすごく面白くて、2人でよくTikTokやYouTubeを撮っています。

――青森県の方言は、津軽弁と南部弁、下北弁の3つに分かれるようですが、お互いに通じるのでしょうか?

 この3つ、ほんとに方言が全然違いますし、地域によって人柄も違うんです!それぞれの方言が3つの交通安全スローガンで表されたりもしていて、語尾もイントネーションも全く違うんです。

・南部弁「んだすけよ 夜出歩ぐんだば 反射材」
→だからさ 夜出歩くなら 反射材を付けよう

・下北弁「わんつかの かもしれないを 待ってけせ」
→少しでも かもしれないの気持ちを 持ってください

・津軽弁「わんつかだはんで けねでばね んだなへそいだば まねでばな」
→少しの酒なら 問題ないだろう そうじゃないだろ それだとだめだよ

――昔よりも方言は少しずつ減ってきているような気がしますが、いかがですか?

 減ってきてると思います。今の若い人達はどんどん標準語に近くなってきています。ですが、本人たちは標準語といっていますが、イントネーションは訛っています(笑)。私は普通に訛っていて、家族で話す時も友達と話す時もほとんど津軽弁です。

 学校で音読する時は、標準語で読みなさいと教えられるんです。だから、県外に行ったら教科書を読むような感覚や、テレビの真似をして話します。でも、私たち津軽人は標準語で話しているつもりですが、県外の人からみると絶対に訛っています(笑)。

 私は、県外に住んでいた時やヨガインストラクターになるために標準語の練習をしたのですが、ヨガインストラクターのテストのとき、内容は出来ているのに、訛っているせいで何度もやり直しを受けました(笑)。今では標準語も話せるようになり、バイリンガルです!(笑)。

――あんなさんの動画では青森愛がとても伝わってきますが、青森について教えてください。

 青森は自然が豊かですし、確かに冬は降雪で寒いですが、青森県民の人柄は温かいし、とってもいいところです!新幹線も飛行機もあり、東京にも行きやすいです。ご飯も美味しいし、本当に住みやすいところです。私は色々な県に住んだり行ったりしていますが、本当に青森県が大好きです。

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