「経年劣化でしょうか……。最初はフレッシュな生魚のような色だったんですが、年月を経たことで現在の焼き魚のような色に……」と山下さん。
当時工事を担当した方は既に定年退職されているそうなのですが、わざわざ確認をしてくださったのだそう。まず、どうして河川敷に魚のような物体があるのか、について教えてくれました。
実はこの物体、河川敷に入ってくる車の「車止め」なんだとか。河川敷で遊ぶ子どもたちがぶつかっても大丈夫なように、ウレタンのような少し柔らかめの素材を採用したといいます。
しかし、気になるのはその色……。これはもう経年劣化としかいいようがないですね。当時の担当者も「もとは緑色やったのになあ」と首を傾げていたそう。
首を傾げるといえば、この魚が水面から顔を出す雰囲気が、向島公園前の加古川河口で目撃されたという未確認生物のムッシーを思わせるようだ、と。もしかしたら、当時の担当者はムッシーの出現を予言していたのではないか、と……。
真っ黒になった焼き魚(車止め)を見つめながら、お2人が言うてはりました。
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)