また、道の駅のオープンに際して作成されたのが「農作物栽培テキスト」。野菜の作り方や害虫対策のコツなどがイラスト付きで分かりやすく解説されていて、これから農業を始める若い生産者にも先人の知恵を受け継げるツールです。
丹波黒枝豆やスイートコーン、なすなどを栽培する同部会会長の田村庄一さんは、「農業はひとつの生きがい」だとほほ笑みます。野菜の成長から、日々元気をもらっているそう。
そんな田村さんも、生産コストの高騰には頭を抱えています。肥料は1年前に比べて2倍近く値上がりしているものもあるとのこと。「厳しいのは間違いないが、生産コストの高騰分すべてを価格転嫁するわけにもいかない。野菜の値段を少し上げるのであれば、これまで以上に良い品物を作りたい」と話す声からは、消費者においしい野菜を届けたいという思いが感じられました。
また、野原さんは、兵庫県が県内98店舗の直売所や道の駅を対象に現在展開している、生産者応援のためのキャンペーンに触れ「丹波の採れたてで新鮮な野菜は、きめ細やかな管理のもとで作られている。このキャンペーンを、丹波の野菜を手に取るきっかけにしてほしい」と呼びかけました。
（取材・文＝岡本莉奈）
◆【おいしい御食国ひょうご買って応援キャンペーン！】
参加方法：キャンペーン参加店において税込み2,500円購入につき金券500円を配布
（1回につき金券お渡し上限額：2,000円）
金券配布期間：2022年11月19日～2022年12月31日
金券利用期間：2022年11月19日～2023年1月31日
※金券の配布は予定枚数に達した参加店舗から順次終了します。
※金券はキャンペーン参加店舗で使用できます。
