この問いに、手島さんは「武道館に立つこと」だと胸の内を明かした。
「いろいろとやっていくなかで、今年の始めにはミュージカルの仕事もさせてもらったんです。これまで頑なに『歌うことから離れたくない。歌からはずれたくない』と思う自分がいたんですけど、それ(歌)以外のこともやってみようと挑戦してみたら、そこから学ぶことがたくさんありました。改めて音楽の素晴らしさも再確認できたので……。いろいろなことに挑戦しつつも、やっぱりアーティストとして武道館に立ちたいなという夢があります」(手島さん)
手島さんの思い描く夢の話を聞き、DJ KOOは「ほかのジャンルの人達と触れて、そこからもらう刺激ってなにものにも代えられないよね」とコメント。さらに、自身の経験を踏まえてこのように語った。
「自身をアップデートして、自分のなかに眠っていたマインドが開けるようになったりする。僕の場合だと、バラエティー出演を通して、芸人さんのサービス精神だったり、エンターテインメントに対して深く真剣に向き合っている姿勢に触れた。それを見て、僕も『曲を作れるのは当たり前じゃないんだ』と認識したし、周りの人を見て成長して、その成長をまた曲にしてファンに届けられる。そんな気づきをこの歳になってもまだ得られる」(DJ KOO)
最後に、手島さんは新曲『カイト』について「たくさんの人に聴いてほしい」とメッセージを残した。
(※ラジオ関西『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』2022年12月3日放送回より)