限界集落の村に実在する星神楽 冬至に『銀鏡 SHIROMI』上映 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

限界集落の村に実在する星神楽 冬至に『銀鏡 SHIROMI』上映

LINEで送る

この記事の写真を見る(31枚)

この記事の動画を見る

 宮崎県の山間にある銀鏡(しろみ)神社に500年以上前から伝わる“星の神楽”と、土地に暮らす人々を追ったドキュメンタリー映画『銀鏡 SHIROMI』が大阪で上映されます。

 宮崎県西都市の銀鏡地域では、毎年12月の冬至が近づくと太陽神を敬う儀式として星に祈る神楽を夜通し、舞い続けます。

124

 これは少なくとも500年以上前から続いていて、冬至を境に生命力を高める狙いがあるとされています。

 赤阪友昭監督は、阪神・淡路大震災をきっかけに、命について考えようと写真家に転身し、世界の狩猟民族の暮らしを撮影してきました。

109

 映画は、限界集落で神楽を生活の中心とする村人たちの1年間をたどりながら、夜空の星など山の自然に感謝する営みを伝えています。

149

 赤阪監督は、「銀鏡の人たちは1000年先の世代まで神楽が続くことを願っている。星のように生きる土地の風景を知ってほしい」と話しています。

159

 ドキュメンタリー映画『銀鏡 SHIROMI』は大阪のシアターセブンで、冬至に合わせて12月22日(木)から30(金)まで上映されます。22日には上映後、赤阪監督のトークショーが予定されています。(ラジオ関西ニュース)

ポスター
LINEで送る

関連記事