あおり運転で8秒間停止させた兵庫県職員、危険運転致傷罪適用せず 道路交通法違反罪で罰金60万円 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

あおり運転で8秒間停止させた兵庫県職員、危険運転致傷罪適用せず 道路交通法違反罪で罰金60万円

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 兵庫県但馬県民局の男性職員(52)が、2022年4月、あおり運転をして後続車に乗っていた女性にけがをさせたとして、兵庫県警に自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕された事件で、神戸地検は19日までに、危険運転致傷容疑については不起訴(嫌疑不十分)とした。

 なお道路交通法違反容疑については、12日付けで姫路区検が略式起訴し、姫路簡裁が男性に罰金60万円の略式命令を出した。神戸地検は「捜査を尽くした結果、危険運転致傷の事実は起訴するに足りる証拠を収集するに至らなかった」としている。

姫路簡易裁判所(神戸地裁姫路支部内)

 男性は2022年4月20日夜、兵庫県朝来市の播但連絡道路で乗用車を運転中、前方で別の男性(20代)が運転していた乗用車を路肩から追い抜いて停車し、男性の運転を8秒間停止させたとされる。男性が急ブレーキを踏んだはずみで、助手席に座っていた女性(20代)が首あたりに軽傷を負った。

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