『明石市公設地方卸売市場』でお正月準備!「まずはぐるっと一周」「値段を比較」ツウに聞く市場の回り方 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

『明石市公設地方卸売市場』でお正月準備!「まずはぐるっと一周」「値段を比較」ツウに聞く市場の回り方

LINEで送る

この記事の写真を見る(9枚)

 市民の台所でもある卸売市場。年の瀬の最盛期に向け、市場内では着々と準備が進められています。兵庫県明石市に誕生してから開場46年を迎えた「明石市公設地方卸売市場」(運営:明石卸売市場管理センター、以下 明石卸売市場)で話を聞きました。

西明石駅から徒歩約10分の「明石市公設地方卸売市場」(提供:明石観光協会)
西明石駅から徒歩約10分の「明石市公設地方卸売市場」(提供:明石観光協会)

 明石卸売市場は、私たちの食生活に欠かせない野菜や果物、鮮魚などの生鮮食品を全国各地から集め、適正価格でスーパーや商店に卸す流通拠点です。豆腐や卵、精肉に至るまで多くの食材を扱っています。

明石市公設地方卸売市場の管理事務所(提供:明石観光協会)
明石市公設地方卸売市場の管理事務所(提供:明石観光協会)
市場では早朝からセリが行われている(提供:明石卸売市場管理センター)
市場では早朝からセリが行われている(提供:明石卸売市場管理センター)

 通常卸売市場は、業者以外が購入することはもちろん、入場することもできませんが、明石卸売市場では可能です。なかでも、「市場開放デー」と銘打った土曜日には、新鮮な食材はもとより、スーパーなどでは目にする機会が少ないめずらしい食材も手に入るとのこと。そのほかの開場日も購入は可能。時間は、いずれも午前6時頃から午前9時頃までとなっています。

 また、12月29日(木)から31日(土)の3日間は、毎年恒例の「年末開放」が予定されています。午前4時から午前9時頃まで、数の子や鯛などお正月食材を中心に扱われるそう。例年、1日あたり約3000人が訪れ、市場内は真っ直ぐに歩けないほどのにぎわいを見せるといいます。

特に人気の「まぐろ専門店」(提供:明石卸売市場管理センター)
特に人気の「まぐろ専門店」(提供:明石卸売市場管理センター)
まぐろを買いに訪れた人たち(提供:明石卸売市場管理センター)
まぐろを買いに訪れた人たち(提供:明石卸売市場管理センター)

「卸売市場に行ったことがない」人に向けて、明石卸売市場管理センター総務課の竹内陽亮さんに、年末の同市場で買い物を楽しむコツを聞きました。

■まずは、市場内をぐるっと一周

 市場内には、魚などを販売する「水産部」が17店、野菜や果物を販売する「青果部」が13店、豆腐や加工食品などを販売する「関連事業協会」が23店あります。まずは、市場内の店舗をひと通りのぞいてみましょう。

市場内のようす(提供:明石観光協会)
市場内のようす(提供:明石観光協会)
LINEで送る

関連記事