「国民の覚醒を促したい」 参政党事務局長・神谷宗幣が語る、日本が進むべき道 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「国民の覚醒を促したい」 参政党事務局長・神谷宗幣が語る、日本が進むべき道

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 連続起業家兼アーティストのCEOセオとフリーアナウンサー田中大貴がパーソナリティを務める『セケンテー/ぼくらは囚われない』(ラジオ関西 毎週木曜午後8時30分~)。12月1日の放送では、参政党事務局長の神谷宗幣参議院議員がゲストに登場。政治との向き合い方や、今後の日本が目指すべき方向性について語った。

参政党事務局長の神谷宗幣さん(写真左)、パーソナリティのセオ(同右)と田中大貴(同中央)

 現在、大きな注目を集めている「参政党」。2020年4月に創設されるやいなや、今年7月の参議院選挙で1議席を獲得し、新党結成からわずか2年余りで国政政党となった。パーソナリティの田中は「非常に話題になっていますよね」と感嘆し、参政党のアドバイザーを務めるセオも「党員のエネルギーがすごいんです」とリスペクトの気持ちを語った。

「党の仕事が100あるとすれば、45くらいは党員の方々が参画できる仕組みにしている」と神谷さん。可能な限り党員が政治に参加できるプラットフォームを目指しているそうで、イベントの企画や政策の考案、政治家候補者の選出など、さまざまな運営を党員同士が協力しながら行っているという。

 政治と経営の融合について、神谷さんは「会社の経営にとって、政治はマイナスになると考えている人が多い」と傾向を指摘。税金問題を例に挙げ、「一生懸命会社を経営して利益を上げても、税金が引き上げられると稼いだお金も一瞬でもっていかれるわけですよ」と説明。

 そのうえで、「経営や経済に関わっている方にこそ政治に関わってもらって、一緒に政策を考えていきたい」「お金を裏で渡して政治家に便宜を図ってもらうのはダメ。自分たち(経営者)もプレイヤーとして言論で世の中を変えていくべき」と自身の思いを言葉にした。

 田中はキャスター時代を振り返り、大衆的なボリュームゾーンを探して獲得することを心がけていたことから、「『ポピュリズム』を大切にしていた」と吐露。田中の「『ポピュリズム』という言葉をどう捉えますか?」という質問に対し、「あんまりいいイメージを持っていない」と答え、「参政党は大衆の1番大きなところを取りにいこうと思っていない」と告白した。

 その真意について、「一生懸命考えて世の中を憂(うれ)いているけど、声をあげられなかったマイノリティのようなところを取りにいくというか……」と神谷さん。「その(マイノリティの)人たちの思いをかためて、世の中の声にしていきたい」と続け、「ポピュリズムそのものを良い方向にもっていこうと迎合するんじゃなくて、変えていこうと挑戦しています」と語った。

 その思いは多くの人のもとへ届いているようで「『自分が言いたいと思っていたけど言えなかったことを、参政党が言ってくれている』というメッセージが多いんです」と、多数のメッセージが寄せられていることを明かした。

 番組中盤には、参政党公式テーマソング『おはよう』が話題に。神谷さん自身が歌詞の原案を書き、友人である「ザ・マスミサイル」の高木芳基さんに作詞作曲してもらった楽曲なのだそう。すると、田中がアーティストであるセオを推薦。

「やれることはなんでもやります!」と意欲的なセオに、神谷さんは「今度また参政党のイベントをやる予定なので、ぜひそこで1曲」とコメント。とんとん拍子に話は進み、セオが参政党の楽曲に携わる日もそう遠くないかもしれない。


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