「何かを突き詰められるバカでありたい」 神戸発・元球児のレゲエグループ『MACK JACK』 新曲に込めた思い | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「何かを突き詰められるバカでありたい」 神戸発・元球児のレゲエグループ『MACK JACK』 新曲に込めた思い

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 シンガーソングライターの近藤夏子と春名優輝アナウンサー(ラジオ関西)が月曜パーソナリティを務めるラジオ番組『Clip』(月-木、午後2時30分~)の12月12日の生放送に、神戸発のレゲエグループ「MACK JACK(マックジャック)」からCHAIとALIがゲストに登場。12月2日に配信開始したシングル「BAKA VIBES/翔んでWi-Fi (feat.ジャガ先輩)」についてトークを展開しました。

 M.C.L(ミッチェル)、ALI(アリ)、CHAI(チャイ)、JAGA-C(ジャガシー)のメンバー4人全員が元球児だという「MACK JACK」。昨年8月には、高校球児を応援する青春ソング『泥だらけドリーマー』がラジオ関西のおすすめ曲になったほか、高校野球地方大会中継の応援歌にも選ばれるなど、注目を集めました。

 今年の7月1日に配信された『心に太陽』は「第104回全国高等学校野球選手権」地方大会の応援ソング、さらに関連番組のテーマ曲に続々と起用されるなど、球児のみならず、なにかに挑戦する人たちから「心に刺さる」と支持されています。

 支持される理由のひとつに挙げられるのが、メンバー全員が元球児だからこそ歌える実体験にもとづく歌詞です。

 高校入学の際、M.C.L、ALI、CHAIの3人は神戸を離れ、高知県の強豪校・高知中央高校に進学。甲子園出場を目指し、日々厳しい練習に明け暮れました。そんな毎日を送るなか、唯一の楽しみは音楽を聴くことだったそう。野球部の寮で聴いた「NANJAMAN」や「湘南乃風」の楽曲に衝撃を受け、次第にレゲエミュージックにのめり込んでいったといいます。

 高校生活最後の夏、明徳義塾高校に敗れたことで甲子園出場の夢が絶たれた3人。打ち込んでいたものを失ったことで、一時は気持ちの整理がつかなかったといいます。

 高校卒業後は地元の神戸へ帰り、2012年にリーダーのM.C.Lを中心にMACK JACKを結成。2014年にはジャマイカへと渡って本場のレゲエミュージックを体験し、現在のスタイルとなりました。

「MACK JACK」のALI(左)とCHAI(右)

 12月2日に配信開始したシングル『BAKA VIBES』は、閉塞感に風穴を開けるレゲトン・ナンバー。TikTokのフォロワー数63万人を誇り、10代女子から圧倒的な支持を集める女子高生タレント・実熊瑠琉がMVに出演し、チャイナドレス姿で華麗なダンスを披露しています。

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