明石・大蔵海岸砂浜陥没事故21年「どこかに”甘さ”と“油断”が」泉房穂市長ら、市民の安全継承願い合掌 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

明石・大蔵海岸砂浜陥没事故21年「どこかに”甘さ”と“油断”が」泉房穂市長ら、市民の安全継承願い合掌

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■明石・大蔵海岸 砂浜陥没事故
 2001年12月30日、明石市の大蔵海岸で会社員金月一彦さんと、長女の美帆ちゃん(当時4)が散歩中、人工砂浜が約2メートル陥没。美帆ちゃんが生き埋めとなり、翌年2002年5月26日に死亡した。 土砂がすき間から海に流出するのを防ぐゴム製の板に穴が開き、砂浜の下に空洞ができたのが原因とされる。
 兵庫県警は2004年、国土交通省近畿地方整備局姫路工事事務所(現・姫路河川国道事務所)の担当者と明石市の当時の海岸・治水管理担当者ら4人を業務上過失致死容疑で書類送検し、神戸地検が在宅起訴した。
 1審・神戸地裁は2006年、事故の予見可能性を認めずに全員に無罪判決を言い渡した。しかし2審・大阪高裁は2008年、一転して4人の予見可能性を認め、1審判決を破棄し、審理を差し戻した。
2010年10月に始まった差し戻し審で、神戸地裁は「砂浜陥没を予測できたのに注意を怠り、結果を回避する措置も取らなかった」などと指摘、4人は逆転有罪判決を受け、2014年に禁錮1年、執行猶予3年の判決が確定した。

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