夜明け前、西の空で満月が地球の影に少し入り込む。見るのはちょっと大変かもしれない。まぁ見えなくても ゲ~ショック(月食)とはならないかもしれんな。わははは★
次、アンタレス食。
――アンタレスと言うとさそり座の1等星ですね。
9月21日に全国で見られるんじゃ。アンタレス、さそり座の心臓の星が月に隠されるんじゃな。これは望遠鏡で見るとなかなか面白いかもしれんぞ。
そしておまけ。12月12日、オリオン座の1等星・ベテルギウスが小惑星に一瞬隠れる、こんなマニアックな現象があるんだな。これはなかなか面白いぞ。見られるのはヨーロッパなどで日本では見られないが、まぁ熱心な人が見に行くかもしれんな。見に行った人がベテルギウスについて「述べてるギウス」とかいってな。わははは★
――流星群はどうですか?
みんな大好きじゃな。8月の12日~13日はペルセウス座流星群。条件最高! 12月14日から15日はふたご座流星群。条件最高! 流れ星、たくさん飛ぶぞ。願い、言い放題だな★
――願い事、今から考えておきます。
そしてほうき星にも注目じゃ。1月から2月にかけてZTF彗星が明るくなるんじゃ。
――ZTF彗星と言うと、2022年3月に発見された彗星ですね。2月2日に地球に最も近づくんですね。
双眼鏡で観察できると思うぞ。これも見ごたえがありそうだな。
――1月のはじめには明け方の東の空で、次第に北へと移動し、最接近する2月初めには北極星近くに達します。チリの尾も見えるかな?期待しましょう。
そんなこんなで、いろいろある2023年。忘れてはいけないのが、プラネタリウムが発明されて100周年! 世界や日本、各地のプラネタリウムでいろんな行事が計画されているんじゃ。特に10月21日のオープニングイベントは盛り上がるぞ! これも注目して★(ほし)い。
というわけで2023年、いろんな天文に注目してんもーん(天文)★
――ブラック星博士、ありがとうございました★
■明石市立天文科学館
住所:兵庫県明石市人丸町2-6
開館時間:9:30~17:00
休館日:毎週月曜日・第2火曜日、2022年12月26日~31日・2023年1月4日
年始の営業日:2023年1月1日~3日 11:00~15:00 お正月特別開館 ※なお、この期間駐車場は利用できません。