2023年の天体現象 明石天文科学館の人気者・ブラック星博士に聞く! 「天文に注目してんもーん★」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

2023年の天体現象 明石天文科学館の人気者・ブラック星博士に聞く! 「天文に注目してんもーん★」

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 夜明け前、西の空で満月が地球の影に少し入り込む。見るのはちょっと大変かもしれない。まぁ見えなくても ゲ~ショック(月食)とはならないかもしれんな。わははは★

 次、アンタレス食。

――アンタレスと言うとさそり座の1等星ですね。

 9月21日に全国で見られるんじゃ。アンタレス、さそり座の心臓の星が月に隠されるんじゃな。これは望遠鏡で見るとなかなか面白いかもしれんぞ。

 そしておまけ。12月12日、オリオン座の1等星・ベテルギウスが小惑星に一瞬隠れる、こんなマニアックな現象があるんだな。これはなかなか面白いぞ。見られるのはヨーロッパなどで日本では見られないが、まぁ熱心な人が見に行くかもしれんな。見に行った人がベテルギウスについて「述べてるギウス」とかいってな。わははは★

ブラック星博士
ブラック星博士

――流星群はどうですか?

 みんな大好きじゃな。8月の12日~13日はペルセウス座流星群。条件最高! 12月14日から15日はふたご座流星群。条件最高! 流れ星、たくさん飛ぶぞ。願い、言い放題だな★

――願い事、今から考えておきます。

 そしてほうき星にも注目じゃ。1月から2月にかけてZTF彗星が明るくなるんじゃ。

――ZTF彗星と言うと、2022年3月に発見された彗星ですね。2月2日に地球に最も近づくんですね。

 双眼鏡で観察できると思うぞ。これも見ごたえがありそうだな。

――1月のはじめには明け方の東の空で、次第に北へと移動し、最接近する2月初めには北極星近くに達します。チリの尾も見えるかな?期待しましょう。

 そんなこんなで、いろいろある2023年。忘れてはいけないのが、プラネタリウムが発明されて100周年! 世界や日本、各地のプラネタリウムでいろんな行事が計画されているんじゃ。特に10月21日のオープニングイベントは盛り上がるぞ! これも注目して★(ほし)い。

 というわけで2023年、いろんな天文に注目してんもーん(天文)★

――ブラック星博士、ありがとうございました★

明石市立天文科学館
明石市立天文科学館

明石市立天文科学館
住所:兵庫県明石市人丸町2-6 
開館時間:9:30~17:00
休館日:毎週月曜日・第2火曜日、2022年12月26日~31日・2023年1月4日
年始の営業日:2023年1月1日~3日 11:00~15:00 お正月特別開館 ※なお、この期間駐車場は利用できません。


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