非常にめんどくさがりな私。ひと昔前の寒い季節なんかは特に布団から出たくないもんで、部屋の灯りのスイッチでさえ自分で押すのがめんどくさくて、「誰か押してくれへんかなあ」なんて思っていました。
我先にと布団に入り、スイッチの近くに誰かが来るのをわざわざ待って、待って……。人がやってくると「消して消して! 電気消して!」と声を上げたりもしました。
昭和を感じる天井吊り下げ式のレトロな蛍光灯。これにはヒモがついていて、カチャカチャと引っ張ることで電気を点けたり消したりすることができます。
ただ、1度布団に入ってしまうといちいち出るのがめんどくさくなってしまい、既に取り付けられていたヒモにさらに長いヒモを追加。寝そべった状態でも手を伸ばすだけでカチャカチャ、なんて経験は誰しも記憶にあるんちゃいます?
さらに、テレビを見たりして寝ている角度が変わったときなんか、少し体を起こせばヒモに届くだろうに、それすらもめんどくさくなって……。布団からそーっと伸ばした足の指でヒモを挟んでカチャカチャ、と……。もう、横着極まりない!
ただし、冬の寒い日にこの横着をすると足先に変に力が入ってしまい、まるでバチがあたったかのように「あーっ!」と足が攣ってもうたり。もう自業自得(笑)。