そもそも、紙カレンダーのニーズに変化はあるのでしょうか? というのも、スマホなどの普及から筆者的にはカレンダーの売り上げは下がっていっているものだと考えていたのですが……。
「紙のカレンダーは根強い人気があり、他の紙媒体ほどの影響はうけていません。ここ20年で大きい変化は卓上カレンダーが目立ってきたこと。例えばオフィスですと、これまで1部屋に1部掲げるだけだったカレンダーが個人デスクなど、目につくところにいくつも設置されるようになりました」(暦文協)
デザインテイストにおいては「文字のみのシンプルなもの」と「動物」が不動の人気だそうです。
☆☆☆☆
ふだんなにげなく使っているカレンダーも、なかなか奥の深いアイテムだということがわかりました。
(取材・文=宮田智也 / 放送作家)