竹野内豊が演じる型破りな裁判官と黒木華が扮するエリート裁判官が社会の闇を暴く人気ドラマの劇場版。映画『イチケイのカラス』が全国で公開中です。
坂間千鶴(黒木華)は裁判官の他職経験制度で弁護士として活動することになり、岡山県日尾美町の法律事務所へ勤務することになりました。
また入間みちお(竹野内豊)は、岡山地方裁判所秋名支部の部長判事へ異動となっています。みちおが異動した町の隣に千鶴がいます。
みちおは、主婦が防衛大臣に包丁を突きつけた傷害事件を担当することになりました。
主婦・加奈子(田中みな実)の夫は貨物船の船長として航行中に、防衛省のイージス艦に衝突して亡くなりました。鵜城(向井理)は史上最年少で防衛大臣に就任したエリートで、衝突事故に不審感を抱いた加奈子が鵜城を待ち伏せして切りつけたのでした。
職権を発動し、刑事訴訟法第128条に基づいて裁判所が事件を捜査し直すのがみちおのスタイルでしたが、イージス艦の航海は全て国家機密で職権発動が通用しません。
一方、千鶴は人権派弁護士・月本(斎藤工)と出会い、人の悩みに寄り添う姿に心を惹かれます。
こうした中、日尾美町を支える大企業・シキハマ株式会社で疑惑が浮かび上がります……。