2025年大阪・関西万博で導入される、近未来の生活を体験できる先進技術の実証事業「未来社会ショーケース事業」に、凸版印刷(本社・東京都文京区)とウシオ電機(本社・東京都千代田区)の2社が新たに協賛することが決まった。両社と2025年日本国際博覧会協会が18日、東京都内で会見した。
凸版印刷は会場での多言語自動翻訳システム、ウシオ電機は大規模プロジェクションシステムを担う。
この事業は、「いのち輝く未来社会」をテーマとした大阪・関西万博会場を、”未来社会のショーケース”に見立てたもの。2025年以降の未来を支える先進的な技術や社会サービスなどを整備し、運営・展示・催事などに活用して来場者に体感してもらう取り組み。 空飛ぶクルマや超高速通信などもこれに当たり、パビリオンとも異なる。
これまで「未来社会ショーケース事業」で発表された事業は、会場内を往来する外周バス(関西電力・大阪メトロなど4社)、メタバースを活用したバーチャル会場(NTT)、水上ショー(サントリーHD・ダイキン工業)。2023年1月までに、今回の2つを含む9つの事業が決定した。
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■「言葉の壁」取っ払う~凸版印刷・自動翻訳システム