ミナト神戸のランドマークとして親しまれている神戸税関。
その150周年記念事業として、 2023年2月4日(土)~12日(日)まで、神戸税関庁舎で撮影された映画やドラマのシーンの画像データを展示した元貴賓室、エントランスホール、2階特別会議室(一般公開は初)を特別開放する。入場無料・予約不要。
神戸の街のロケをサポートし、PRするフィルムコミッション「神戸フィルムオフィス」の協力で開催。期間中の土曜・日曜には、館内ガイドツアーもある。
現在の神戸税関庁舎は、1927(昭和2)年に落成した二代目庁舎を復元する形で残している。
太平洋戦争で焼失することなく、 また、阪神・淡路大震災でも建物自体を解体するような被害には至らなかったが、震災後に大幅にリニューアルし、三代目庁舎として引き継がれた。
三代目は時計塔のある二代目庁舎(旧館)を生かし、新館を増築して、港を守る象徴としての「船」を イメージしている。中庭は、市民が自由に出入りできる空間として開放、”開かれた税関” として1999(平成11)年に完成。