『第65回グラミー賞』 「アジアから世界に羽ばたくのを期待」 DJ KOOの注目アーティスト | ラジトピ ラジオ関西トピックス

『第65回グラミー賞』 「アジアから世界に羽ばたくのを期待」 DJ KOOの注目アーティスト

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 TRFのDJ KOOがパーソナリティをつとめる『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』(ラジオ関西)では、音楽をはじめとしたさまざまなテーマについてDJ KOOがトークを繰り広げ、リスナーの元気をリブート(再起動)させる。1月21日放送回では、2月に開催されるアメリカ最大の音楽賞「グラミー賞」をテーマに、注目のアーティストについて語った。

DJ KOO

 今年で65回目の開催となるグラミー賞。なかでも、「最優秀レコード賞」「最優秀アルバム賞」「最優秀楽曲賞」「最優秀新人賞」の4部門に注目していると明かしたDJ KOO。

「ノミネートされている時点ですごいんですけど、実際にどのアーティストが最優秀賞に選ばれるのかが気になりますし、当然、最優秀賞を獲ることで今後の音楽活動や注目度も変わってきますよね。現時点での僕の個人的な願望を含めると、BTSがアジアから世界に羽ばたいていくのを期待しています」(DJ KOO)

 今年のグラミー賞では、新たに5部門が追加され全91部門が用意されている。候補の楽曲は2021年10月~2022年9月の期間内にリリースされたものが対象となり、最多の9部門ノミネートとなったのは、女性アーティストとして最多受賞記録をもつビヨンセだ。彼女の活躍について、DJ KOOは「夫のジェイ・Zとあわせると超最多の受賞になるんじゃないですか? ご夫婦でアメリカの音楽業界を牛耳る勢いがありますよね」と驚きを隠せない様子。

 ビヨンセに次いでノミネート数が多かったのは、主要3部門を含む7部門でノミネートされたアデル。2010年代に注目を浴びて以来、自身のスタイルを崩さずに活動を続けてきたアーティストで、DJ KOOも「本物を見たい・生の歌声を聴きたいアーティストの1人」とコメントを残した。

 そして、3年連続ノミネートを果たしたのが韓国の7人組男性アイドルグループBTSだ。昨今のK-POPブームについて、DJ KOOは「昨年の『NHK紅白歌合戦』でも、韓国勢が華やかなステージを披露してインパクトを残してきましたけど、その勢いはグラミー賞にまで及んでいくのではないでしょうか」と話す。

 BTSのノミネート作品でも注目度が高いのは、最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス部門にノミネートされている、英ロックバンドのColdplayとのコラボ曲『My Universe』だろう。また、最優秀ミュージックビデオ部門には『Yet To Come』がノミネートされており、DJ KOOも「三度目の正直でグラミー賞初受賞となるか。アジアの壁を壊して世界に行くという快挙があれば、世界的にすごいことになりますよ。BTSを筆頭に、日本からも彼らに劣らないダンス・ボーカルユニットが出てくることを期待しています」と語った。

 番組の最後、自身もグラミー賞の授賞式に参加したことがあると明かしたDJ KOO。

「1997年か1998年くらいかな? マディソンスクエアガーデンでグラミー賞が行われることになって、どうしても行きたくて妻を連れて行ったんです。でね、登場したプレゼンターを『誰?』と思って見てみたら、デイヴィッド・フォスターだったんですよ。『本物だ!』と思いながら見ているところに始まったセッション。『やっぱりコーラスがうまいなあ』と思っていたら、チャカ・カーンとクリスティーナ・アギレラがコーラスをしていて。さらに、『良い音してるなあ』と目をやると、ケニー・Gがサックスを吹いてるの。すごいことを当たり前にやってる。グラミー賞ってそういうフェスティバルなんですよね。もう1度、今度は家族で見に行くのが夢です」(DJ KOO)

※ラジオ関西『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』2023年1月21日放送回より

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