5類引き下げと脱マスクへの本音 海外から「マスク姿の日本人、むしろ安心」~大阪・通天閣、節分”豆配り” | ラジトピ ラジオ関西トピックス

5類引き下げと脱マスクへの本音 海外から「マスク姿の日本人、むしろ安心」~大阪・通天閣、節分”豆配り”

LINEで送る

この記事の写真を見る(19枚)

 行動制限のない年末・年始を経て、 政府は1月27日、新型コロナウイルスの感染症法上の扱いを、今の2類相当から季節性インフルエンザと同等の5類に引き下げることを正式に決定し、5月8日から実施すると発表した。 マスク着用も個人の判断となるが、通天閣に訪れた人々の思いはさまざま。

福豆の袋は1800用意され、約15分で“渡し”終えた
もずやんのぬいぐるみを手に訪れた人も

◆「マスク、まだまだ外せない」

 70代の女性は「(マスクは)外せないですよ。まだまだ怖い、怖い。特に今年はインフルエンザの流行もあります。私は今のところ、マスクのおかげでコロナの感染を防ぐことができてると思ってます。5月、先のこととはいえ、全国の感染者数をみれば、今年いっぱいは様子を見たいです」と慎重な意見だ。

◆「5類引き下げ、本当にどの医療機関でもコロナ対応できるのか?」

 5歳の長男と訪れた30代の女性は「5類への引き下げはいずれ必要だと思いますが、5月の状況が見えないのに、今決めてしまうのか、と思うと不安。 本当にどの医療機関でも新型コロナの患者を診療できる体制が取れるのかも心配。今後、5歳の子どもに(親として)ワクチンを接種させるのかどうかの判断も難しいです」と話した。

「いずれは『5類』に でも、今決めることなのか…」
アメリカ・フロリダ在住の2人「本音は、アメリカ国内でもマスクしたい」

◆「マスクは、周囲への配慮 日本ならでは」アメリカ在住の女性

 アメリカ・フロリダから旅行で関西に訪れた20代の女性は、「みんながマスクをしている日本に来て、むしろ安心しました。アメリカではマスクをつけない生活が当たり前ですが、感染者は多いです。日本人は自分だけでなく、周りの人たちへの配慮があります」と感心したという。そして「こうして福豆をまかずに、アクリル板越しに配る配慮も、日本ならでは」と感想を述べた。

LINEで送る

関連記事