昭和から変わらぬ人気 個性豊かな顔が魅力の『たぬきケーキ』←最近の傾向は”大人向け” | ラジトピ ラジオ関西トピックス

昭和から変わらぬ人気 個性豊かな顔が魅力の『たぬきケーキ』←最近の傾向は”大人向け”

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また、昔と比べておいしくなった店も多いです。最近は生クリームで作っているところもあり、ふわふわな口当たりのものも誕生しています。

――現在はどこで販売されているのでしょうか?

【松本さん】 「はしっこ」が多いです。日本のはし、東京のはしなど……。要は、コンビニのように、24時間好きなときに甘いものが食べられる施設の進出が遅かったところですね。そのような地域では、ケーキ屋・駄菓子屋が甘いものを提供するポジションを補っていたため、今もなお残っていることが多いです。

――たぬきケーキの魅力とは?

【松本さん】 お店ごとに顔、味、そのほかのすべてが違うことが魅力です。同じ「たぬきケーキ」というジャンルですが、中身は全然違う。ひとつのお店であっても個々の顔は全く異なるので、それぞれの個性が生まれます。

『ポン太くん』お菓子のかたおか(鹿児島県さつま町 )
『タヌキ』長栄堂菓子舗(秋田県五城目町 )※店舗閉店、絶滅種

――おすすめのたぬきケーキは?

【松本さん】 たぬきケーキジャンルを「箱推し」しているので、ありません。同じ顔がひとつもない、個性豊かなたぬきケーキのすべてが好きです。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 たぬきケーキへの熱い思いを語ってくれた松本さん。なんと、全国各地の販売店を把握できる『全国たぬきケーキ生息マップ』を作成しているのだとか。いまだ謎の多いたぬきケーキですが、その不思議さがさらに魅力を引き出しているのかもしれません。

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Clip | ラジオ関西 | 2023/02/09/木 15:00頃~

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