シンガーソングライターの近藤夏子と春名優輝アナウンサー(ラジオ関西)が月曜パーソナリティを務めるラジオ番組『Clip』(月-木、午後2時30分~)では「今までに言われた(言った)キザなセリフ」について話しました。
恋愛ドラマや漫画で見かけるような、ロマンチックでキザなセリフ。「1度は言われてみたい!」と思う人もいれば、実際に言われると「引いてしまう」という人もいるかもしれません。
近藤が実際に憧れたというドラマのシーンは、1993年にフジテレビで放送された『あすなろ白書』で取手治(木村拓哉)が、ほかの男性に恋する園田なるみ(石田ひかり)を「俺じゃダメか」というセリフとともに後ろから抱きしめたシーン。このときの男性が女性を後ろからそっと抱きしめるポーズは「あすなろ抱き」と呼ばれ、最近では「なろ抱き」と省略されることもあるそうです。
近年では、映画やドラマをきっかけに「壁ドン」や「あごクイ」なども話題となりましたが、実際に行うとなるとかなり難易度が高そう。実際、リスナーからは「普段は恥ずかしくてなかなかキザなことはできない」という声が多く寄せられました。しかし、そんななかにも「プロポーズだけは『あなたをずっと幸せにします』と、勇気を振りしぼって言った」というリスナーもいました。
一般的に、“キザなセリフ”は男性から女性に言うイメージが多いですが、リスナーのなかには女性から言われた経験があるという人も。リスナーいわく、大学生時代に「〇〇君の“女”にして!」と言われて面食らってしまい、思わず「いいよ」と普通のセリフで返答。この結果、晴れてお付き合いすることになったのだとか。
このエピソードを聞き、実際にこんなことを言われたらドキッとすると答えた春名アナウンサー。「心の中では『え、いいの!?』と動揺しながらも、平静を装って『いいよ』とキザに答えてしまうかもしれない」と話しました。
ほかにも、過去にブラジル人女性と付き合ったことがあるというリスナーも。彼女の愛情表現はすごかったそうで、「何度生まれ変わっても愛してる」「私以外の女性を見ないで!」など、海外ドラマで耳にするようなセリフが日常生活でポンポン飛び出していたのだそう。当時は、独占欲丸出しなのがうれしくて「骨の髄まで愛されてるなあ」と喜んでいたそうですが、情熱的である分、別れるときは大変だったとつづられていました。