酒どころ、灘五郷のひとつ・⻄宮郷(兵庫県西宮市)で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止されていた「西宮 蔵開(くらびらき)」が、3年ぶりに開催されている。
◇2023年は3つの蔵で
酒造会社や西宮市などでつくる西宮日本酒振興連絡会が主催し、 日本酒をPRすることを目的に、日本酒文化に親しんでもえるよう各蔵の敷地を開放、しぼりたて新酒の有料試飲などを行う。
トップを切って2月11日は「白鹿」ブランドで知られる辰馬本家酒造・本社(西宮市建石町)で開かれ、約3000人の人出で賑わった。
◇大関、日本盛も開催
18日は大関・寿製品庫 トラックヤード(同市今津出在家町)に、キッチンカーが登場、本格的なおつまみや蔵出しの「純米大吟醸生原酒」(試飲は有料)を楽しめる。
25日は日本盛・酒蔵通り煉瓦館、本社工場敷地内(同市用海町)で開かれる。日本盛では、蔵開きのイベント開催は4年ぶり。酒蔵見学(先着順/20分ごとに7人ずつ案内)や、蔵人よる利き酒(唎酒)講座(先着順/計5回開催)もある。
開催時間はいずれも午前10時~午後3時。
なお他の西宮郷のうち、白鷹、大澤本家酒造(寳娘)、万代大澤醸造(徳若)は新酒を販売するが、今年(2023年)は蔵開きを開催しない。
問い合わせ 西宮日本酒振興連絡会事務局(西宮観光協会内) TEL 0798-31-7821
【西宮蔵開2023 特設サイト】
【大関蔵開き2023】
【大関 公式ホームページ】
【日本盛 新酒蔵開き2023】
【日本盛 酒蔵通り煉瓦館 サイト】