(3)中央区 港町に花開いた文化『神戸』の魅力:北野・南京町の異国情緒、美術館や日本庭園も | ラジトピ ラジオ関西トピックス

(3)中央区 港町に花開いた文化『神戸』の魅力:北野・南京町の異国情緒、美術館や日本庭園も

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 1868年(慶応3年)の開港以来、多様な外国文化を取り入れ独自のスタイルを築いてきた神戸。 日本書紀に起源が記された神社、豊臣秀吉も好んだとされる有馬温泉、日本一の酒どころ灘五郷など、全国的にも知られる名所が多く存在します。このシリーズでは、そんな神戸の魅力的なスポットを各区ごとに紹介していきます。第3回は中央区です。

(1)兵庫県立美術館
 阪神岩屋駅から南に進むと、存在感のある石造りの建物「兵庫県立美術館」があります。屋根からこちらを見下ろす「美かえる(ミカエル)」が出迎えてくれるこの美術館は1995(平成7年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとしてHAT神戸に誕生。美術を中心とする芸術活動の積極的な展開を通じて、21世紀の都市生活の共通課題である「人間のこころの豊かさ」の回復・復興、とくに未来を担うこどもたちの感性を養うとともに、こころの元気アップを図っています。

兵庫県立美術館
兵庫県立美術館
兵庫県立美術館
兵庫県立美術館

(2)北野異人館街
 各線三宮駅から北へ上って行くと、異国情緒あふれる街並み「北野異人館街」が広がります。開港後の来日外国人の増加による居留地の用地不足によって誕生した異人館街。たたずまいは「コロニアルスタイル」と呼ばれる様式に集中しており、ベランダ、下見板張りペンキ塗りの外壁、ベイウィンドウ(張り出し窓)、よろい戸、赤レンガ化粧積み煙突などが特徴です。どこを切り取ってもフォトジェニックな街並みをゆっくり探索してみては?

北野異人館街
北野異人館街
北野異人館街
北野異人館街

(3)相楽園
 神戸市営地下鉄・山手線県庁前駅のすぐ北にある「相楽園」。元神戸市長 小寺謙吉氏の先代小寺泰次郎氏の本邸に営まれた庭園で、1885(明治18)年頃から築造に着手し、明治末期に完成。1941(昭和16年)以降神戸市の所有となり、中国の古書『易経』の一節にある「和悦相楽(わしてよろこびあいたのしむ)」からとって「相楽園」と名付けられ、一般に公開されるようになりました。

相楽園
相楽園
相楽園
相楽園

(4)南京町
 神戸市営地下鉄・海岸線旧居留地・大丸前駅からすぐにある中華街「南京町」。日本三大中華街の一つに数えられる中華街で、神戸を代表する観光スポットの一つです。ひとたび街に足を踏み入れると、あちらからこちらからおいしそうな香りが。歩いているだけでお腹が空いてきます。食べ歩き用に作られた豚まんや小籠包、海老団子やラーメンなど数々の中華料理を手に、神戸で異国体験を楽しめます。

南京町
南京町

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 魅力あふれる神戸市中央区を体験するときは、3月5日(日)まで開催している「Welcom to KOBEスタンプラリー~来て!見て!感じて!トラディショナル神戸~」がオススメ!デジタルスタンプラリーで、スマートフォンがあればどなたでも参加できます。ラジオ関西ホームページにあるスタンプラリーページの参加方法のボタンをクリックするだけ。GPS機能を使って、記事で紹介したスタンプポイントを楽しく巡り、素敵な景品をゲットしましょう!
【参加申し込みページ(ラジオ関西公式サイト内)】

≪スタンプポイント情報≫
兵庫県立美術館
兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1−1

北野観光案内所(北野異人館街)
兵庫県神戸市中央区北野町3丁目10−20

相楽園
兵庫県神戸市中央区中山手通5丁目3−1

南京町 臥龍殿
兵庫県神戸市中央区栄町通1丁目3−18

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