朝ごはん、しっかり食べていますか？ 兵庫県の調査によると、ほぼ毎日朝食を食べている人の割合は20歳代男性で47.0％、女性が64.9％にとどまっていて、男女とも他の年代と比べて低くなっています（※1）。
そこで、同県では1日の始まりである朝の時間帯に着目した「HYOGOアサ＠プロジェクト」を開始。18の企業と協力し、朝食を含む「朝」にまつわるさまざまな取り組みを展開しています。
昨年（2022年）10月には、県立兵庫高校で「素敵な朝がやってくるセミナー」を開催。セミナーでは、兵庫県の斎藤元彦知事と学生が、栄養にまつわるクイズを交えながら朝食摂取がもたらすメリットについてディスカッションしました。参加した学生は、「兵庫高校は、朝活をしているから部活が強いと言われるようにがんばりたい」と意気込んでいました。
プロジェクトを推進するメインパートナー企業との取り組みも。まずは、味の素株式会社の朝食を食べることが好きになるプロジェクト「朝食ラブ（あさくらぶ）」とのコラボ。兵庫県版オリジナル朝食レシピBOOKを作成し、ライフスタイルに合わせた朝ごはんの始め方を提案しています。
ほかにも、昨年には大塚製薬株式会社と株式会社セブンーイレブン・ジャパンとのコラボ企画として「はばタンチャレンジ～HYOGOアサ＠キャンペーン～」が実施されました。期間中の朝6時～9時に3日連続してクイズに正解すると、セブンーイレブンで大塚製薬社製の栄養補助食品がもらえるというもの。一度間違えると、1日目からやり直しというルール。Twitterでは、「1日目不正解だったけど、また明日からチャレンジする！」といったポジティブな意見も見られました。
そして、現在、兵庫県では朝ごはんレシピを募集中です。『わが家のズボラ朝ごはんレシピ』では、県産品を使ったサッとできるおいしいレシピを募集。豊岡市産の減農薬大豆・小麦を100％使用した「こうのとり醤油」で作る卵かけごはんや、須磨海苔をパンにのせてトーストしたものなどがエントリーされています。
