【介護×スポーツ】「イマドキシニア」プロジェクトを全国展開 株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【介護×スポーツ】「イマドキシニア」プロジェクトを全国展開 株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ

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 連続起業家兼アーティストのCEOセオとフリーアナウンサー田中大貴がパーソナリティを務める『セケンテー/ぼくらは囚われない』(ラジオ関西 毎週木曜午後8時30分~)。1月26日の放送では、株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ未来ビジネス開発部の中野駿平さん、久保江祥子さんがゲストに登場。新たな介護サービス事業について語った。

株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ未来ビジネス開発部の中野駿平さん(写真左)、久保江祥子さん(同右)、パーソナリティのセオ(同中央右)と田中大貴(同中央左)

「そよ風」のブランドで介護サービス事業を全国展開する、株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ。在宅系介護のデイサービスやショートステイ、入居系介護の有料老人ホームやグループホームなど、顧客一人ひとりのライフステージに寄り添った幅広いサービスを提供している。高齢化が急速に進んでいることにより提供するサービスも変容していくなかで、同社ではこれまでにない新たなサービスとして「イマドキシニア」プロジェクトを進めている。

「イマドキシニア」とは、おもに1950年代生まれで、高度経済成長期における豊かな生活のなか、さまざまなサービスを取捨選択してきた高齢者世代を指す。この「イマドキシニア」に楽しんでもらえるようなサービスの開発に努めた結果、コンテンツのひとつとして“スポーツ”に着目したことがプロジェクト発足のきっかけだったという。さらに、中野さんは「いろんなコンテンツを選んでいただけるように、選択の幅をもっと増やしていきたい」と付け加えた。

 現在『介護×スポーツ』の取り組みとして、B.LEAGUE所属の男子プロバスケットボールチーム「千葉ジェッツふなばし」「福島ファイヤーボンズ」、プロ野球独立リーグ・ベースボール・チャレンジ・リーグに所属する「埼玉武蔵ヒートベアーズ」、女子サッカーなでしこリーグ1部の「静岡SSUボニータ」、プロサーファー4名との協業を行い、機能訓練プログラムを共同開発している。

「選手に直接施設に来ていただいて、『機能訓練プログラム』という体の機能を改善・維持するような運動プログラムを行っています。また、それぞれの競技で使用するボールに触れながら行うゲームでは、スポーツの動きを取り入れることで楽しく体や頭を動かしています」(久保江さん)

 プロ野球球団である埼玉武蔵ヒートベアーズとは、農業に取り組んでいるという。この取り組みは、「それぞれの業界の課題を組み合わせて『ウィンウィン(win-win)』に、そしてプラスにしていきましょう」という思いからはじまったそう。久保江さんは「選手や当社職員と一緒に農地を耕して、野菜の生産・販売などができればと思っている」と語り、「農作業や販売会での交流から、地域社会の活性化にもつなげていきたい」と今後の展望を示した。

 プロジェクトの強みについて、「多種多様なコンテンツをシニアに提供している」「スポーツに興味のある人が介護の現場に入ってきやすい流れを作っている」と中野さん。

 プロジェクトが及ぼす影響として「若き精鋭がフィットネス関連の会社を辞めて介護業界に行きたいと思ってくれる」という点を挙げたのは、パーソナリティの田中。“スポーツ”と“介護”だけでなく“ビジネス”も掛け合わせられたプロジェクトであるため、他分野との連携により可能性が広げられているというメリットについても言及した。

 なかには、管理栄養士もいるのだそう。中野さんいわく、もともとシニアだけでなく、スポーツ選手への栄養支援にも興味があったという人たちが「ユニマットのリタイアメント・コミュニティが運営する『そよ風』に行けばスポーツにも携われる……」という思いから転身してくるのだという。

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