デビュー30周年のTRF 「売れている実感なく、どこか夢心地だった」 DJ KOOが思い出振り返る | ラジトピ ラジオ関西トピックス

デビュー30周年のTRF 「売れている実感なく、どこか夢心地だった」 DJ KOOが思い出振り返る

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 TRFのDJ KOOがパーソナリティをつとめる『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』(ラジオ関西)では、音楽をはじめとしたさまざまなテーマについてDJ KOOがトークを繰り広げ、リスナーの元気をリブート(再起動)させる。2月25日放送回では 、今年デビュー30周年を迎える記念放送として「TRF」をテーマにこれまでの活動を振り返った。

DJ KOO

 1993年2月25日にデビューしたTRFが、今年30周年を迎える。DJ KOOはこれまでの30年間を振り返り、「あっという間でしたねメンバー5人が誰ひとり欠けることなくここまで来られたことに感謝したいです」とコメント。最近の活動については、笑い混じりにこのように語った。

「最近はバラエティー色が強くなってロケに行ったりドッキリにひっかかったりすることも多く、その印象が強いのか『DJ KOOってTRFだったんですね』と言われたり、TRFの5人で音楽番組に出ると『DJ KOOがTRFとコラボしてる』と言われることも……。こっちが本業なんですけどね(笑)。でもそう考えると、(バラエティー露出の増えた)今の僕を見ている学生さん、TRF世代ど真ん中の親御さんの2世代、もしくは3世代にわたって楽しんでもらえているのかなと。そこに30年やってこれた手応えを感じています」(DJ KOO)

 長きにわたり多くのファンから愛され続けているTRFだが、実は、グループ結成のきっかけはプロデューサー・小室哲哉氏による“とあるイベント企画"だったという。

 グループ名になっているTRFとは「TK RAVE FACTORY(小室哲哉のレイヴ工場)」の略称で、“レイヴ”というロンドンのダンスカルチャーを日本に広めるために小室氏がつくったイベント名だったそう。

「最初にメンバーが集められたときは、グループ活動をするとは思っていなかった」と明かしたDJ KOO。さらに、「ほかのメンバーは『このイベント限りのユニットだろう』と思っていたかもしれないけど、僕は小室哲哉さんの押しかけ弟子を名乗っていたので、『次は何をやるんだろう』と思いながら(イベントに)関わっていました」と思い返した。

 イベントが開催された翌年、1993年2月25日にTRFはデビュー。ファーストアルバム『GOING 2 DANCE/OPEN YOUR MIND』を発売し、その後リリースしたセカンドシングル『EZ DO DANCE』はCMソングにも起用された。

 当時、ダンスミュージックはアンダーグラウンドな立ち位置だったにもかかわらず、この曲で世間の認知度が一気に高まったことについて「あれはひとつの革命だった」と話し、さらにこんなエピソードも披露した。

「僕の奥さんが友達とカラオケに行ったときに『EZ DO DANCE』を歌っていたと聞いて、世間の方々が歌うカラオケに、自分の加わったグループの曲が入っているんだと。これは(世間の流れが)変わってきたぞと感じましたね」(DJ KOO)

『EZ DO DANCE』発表後もTRFの勢いは止まらず、3部作『寒い夜だから…』『Silver and Gold dance』『愛がもう少し欲しいよ』を一挙にリリース。続けて、リリースされた『survival dAnce』『BOY MEETS GIRL』『CRAZY GONNA CRAZY』『masquerade』『Overnight Sensation』は5作連続でミリオンセラーを達成している。

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