『タイアップ』をテーマに、DJ KOOが振り返るTRFの軌跡 自身初の時代劇出演時のエピソードも | ラジトピ ラジオ関西トピックス

『タイアップ』をテーマに、DJ KOOが振り返るTRFの軌跡 自身初の時代劇出演時のエピソードも

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 TRFのDJ KOOがパーソナリティをつとめる『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』(ラジオ関西)では、音楽をはじめとしたさまざまなテーマについてDJ KOOがトークを繰り広げ、リスナーの元気をリブート(再起動)させる。3月4日放送回では『タイアップ』をテーマに、TRFがこれまでにタイアップしてきた楽曲や当時の思い出について振り返った。

DJ KOO

「タイアップ」とは、「結びつく」「協力」「提携」などを意味する和製英語で、映画やドラマの主題歌・挿入歌のほかにCMソングなど、エンタメ業界では特に大きな影響をもたらしている。TRFもデビューから30年の間に、さまざまな商品・作品とのタイアップを行ってきた。

『EZ DO DANCE』がシーブリーズのCMソングに起用されたことをきっかけに、その後は『寒い夜だから…』が永谷園のCMソングに抜擢。さらに、「17才-at seventeen-」(フジテレビ系)の主題歌に『survival dAnce』、「我慢できない!」(関西テレビ制作フジテレビ系)の主題歌に『CRAZY GONNA CRAZY』が採用。コカ・コーラのCM曲として『BOY MEETS GIRL』が選ばれたときには、メキシコまで撮影に行ったという。

 当時のタイアップ事情について、DJ KOOはこのように振り返った。

「『深夜のジュエリー販売CMに抜擢されると売れる』という図式があったんですよ。ちょうどそのときにカメリアダイアモンドさんのCMにTRFの『masquerade』が選ばれたんですけど、実は、曲が出来ていないのにCMの話が来ていたんですよね。だから小室哲哉さんがサビから30秒だけ先に作ったという。そのおかげかは分かりませんが、TRF史上最も転調や展開の多い曲になりましたね」(DJ KOO)

 番組後半では、ドラマが持つ影響力の話題へ。現在、各局で放送中の1月期ドラマでも多彩なアーティストの楽曲が主題歌として使用されており、そのなかからDJ KOOがピックアップしたのは、俳優の北川景子が主演する「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」(フジテレビ系月9ドラマ)の主題歌、Vaundyの『まぶた』だ。

 さらに、草彅剛が主演を務める「罠の戦争」(関西テレビ)の主題歌となっている、香取慎吾とK-POPグループ・SEVENTEENのコラボ楽曲『BETTING』、井上真央の主演ドラマ「100万回言えばよかった」(TBS)主題歌のマカロニえんぴつ『リンジュー・ラヴ』などが挙げられた。

 ドラマ作品とアーティストによるさまざまなタイアップについて触れた後、自身が出演したドラマ「必殺仕事人 2023」(朝日放送)についても語った。

「60年以上生きてきて初めての時代劇。東京ドームで初めてライブをしたときくらい緊張しましたし、石原興(監督)さんがディレクター時代から続いているシリーズであること、そして遠藤憲一さんの卒業作品にもなるということもあり重圧を感じていましたね。ちゃんとした時代劇の感じでいくのかと思ったら『DJ感は残してほしい』って……。観た人のなかには『なんで江戸時代にグラサンとキャップの奴がいるんだ!』と思ったかもしれないけど、あれは監督の指示です! オランダや英国にかぶれてるという設定だったんです(笑)」(DJ KOO)

 さらに、現場の雰囲気にも驚いたというDJ KOO。

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