神戸港に8日、海外クルーズ船が3年ぶりに寄港した。
新型コロナウイルスの影響で、日本では港からの入国が規制され、海外のクルーズ船の受け入れを中断していたが、昨年(2022年)年10月に政府の水際対策が緩和された。
8日、神戸港に寄港したのは、アメリカの豪華クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」。2004年に日本(三菱重工業)で建造された。総トン数約11万6千トン、全長約290メートルで、乗客定員は2706人。
客室1353 室中、“オーシャンビュー”が 975 室と7割を超える。 アメリカ・サンディエゴ港を2月12日に出港し、日本での初寄港が神戸港に入港し、同日夜に出港する。その後、鳥羽港(三重県)を経て、3月10日に横浜港に入る予定。
「ダイヤモンド・プリンセス」では、2020年2月に横浜港に接岸した際、新型コロナウイルス集団感染が発覚し、乗客らは船内に長期間隔離された。乗員・乗客のうち712人が感染、13人が死亡した。
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