ラジオパーソナリティやタレントとしても活躍するシンガーソングライター近藤夏子が、4か月連続で新曲を配信リリースする。3年半ぶりのリリースとなる第1弾楽曲は、「こわカワイイ」がテーマの『アカイイト』。自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『Clip』(月-木、午後2時30分~)で、3月14日(火)のホワイトデーにリリースされた楽曲について話した。
――4か月連続の配信リリース、おめでとうございます。前回のリリースから3年半ぶりということですが、心境の変化はありましたか?
【近藤夏子(以下:近藤)】 もともとマイナス思考で、特に1〜2年前はネガティブになってしまったり、生きる執着をなくしてしまったりしたんですけど、昨年1年間でいろいろな経験をしたことで考え方をガラッと変えて生まれ変わったんです。この番組でも「前世の私」と生まれ変わった「今世の私」という表現をしているんですが、それでいうとこの楽曲は「今世の近藤夏子」として初めてのリリースなんです!
――『アカイイト』という曲は、重いというか執着も感じるのですが。
【近藤】 この曲は「前世の近藤夏子」が書いた曲なんです(笑)。でも、恋愛観自体は現在と大きく変わっていません。「“赤い糸”みたいな見えない繋がりはいらないので、重い鎖で繋いでおいていいですか?」という曲なんですけど、「重い曲こそポップに歌え」というポリシーがあるので曲調やメロディーはポップになっています。普通に聴いているとかわいい曲に聴こえるのですが、歌詞をよく聴くとかなり重い恋愛ソングになっています。
――「前世の近藤夏子」が作った曲ということですが、レコーディングは最近ですよね? 以前リリースされた曲と比べて、この『アカイイト』は普段の近藤さんに近いような気がします。
【近藤】 そうなんです! 普段の近藤夏子の声で歌いたいと思ったので、声を作ったり力を入れたりせず、しゃべっているままの声を意識して歌いました。
――4か月連続リリースの第1弾が恋愛ソングということで近藤さんらしさを感じますし、これから発表される曲も楽しみです。
【近藤】 リリースしていない間にも常に曲は書いていて、おそらく30〜40曲くらいは作っていました。そんななかでも恋愛ソングは自分の代名詞でもあるので、今回が久しぶりのリリースということからも1発目は恋愛ソングが出したかったんです。今後発表される曲もぜひ楽しみにしていただきたいです。