明治・大正期をイメージさせる架空の時代を舞台に、心を閉ざしたエリート軍人の青年と家族にいじめられてきたヒロインの政略結婚から始まるラブストーリーです。
冷酷無慈悲と言われる主人公・久堂清霞を演じるのは、目黒蓮(Snow Man)で、映画単独初主演です。
名家に生まれながら自信を持つことが出来ないヒロイン・斎森美世を今田美桜が演じます。
「鶴木貿易」を経営する御曹司で2人に近づく新が渡邊圭祐、そのほか大西流星・前田旺志郎・髙石あかり・小越勇輝・佐藤新・西垣匠・松島庄汰・髙橋大翔ら若いキャストが共演し、山本未來・山口紗弥加・火野正平・石橋蓮司らベテランが脇を固めます。
目黒は2022年、ドラマ『silent』や映画『月の満ち欠け』などで俳優として大きな注目を集めましたが、『わたしの幸せな結婚』の撮影はすでに2022年1月から行われていたということです。清霞役にキャスティングされたのは、さらにそれより1年以上前だったそうで、今作のプロデューサーはSnow Manとしてバラエティー番組に出演していた目黒を見たのをきっかけとして主役に抜擢した、と明かしています。
「長身で端整なビジュアルはもちろん、清霞の本質に近い部分を目黒さん自身に感じました。真面目で、朴訥で、優しい。すごく“清霞っぽい”ですよね。それを、ふとした瞬間に感じさせる。当時はまだ目黒さんをスクリーンで見る機会はありませんでしたから、スクリーンで見たいとも思いました」(今安玲子プロデューサー)
撮影で、目黒のシルバーの長髪はヘアメイクに毎回2時間かけ、美しい清霞に仕上げているそうです。
監督は『アンナチュラル』『グランメゾン東京』『最愛』(以上、TBSテレビ)などのドラマを手掛けてきた塚原あゆ子です。主題歌はSnow Manの「タペストリー」で、今作の世界観として儚さと力強さを表現しています。
政略結婚させられた2人の心模様が変化して距離を縮めていく描写と、異能と戦うアクションシーンが見どころです。京都や神戸など近畿各地でロケが行われました。映画『わたしの幸せな結婚』は、3月17日(金)全国公開です。(SJ)
◇映画『わたしの幸せな結婚』
※上映日程は、作品の公式サイト・劇場情報でご確認ください。
キャスト:
目黒蓮(Snow Man) 今田美桜
渡邊圭祐 大西流星 前田旺志郎 髙石あかり
小越勇輝 佐藤新(IMPACTors/ジャニーズJr.) 西垣匠 松島庄汰 髙橋大翔 / 珠城りょう 小林涼子 浜田学
山本未來 / 山口紗弥加 / 平山祐介 高橋努 津田健次郎 / 尾上右近
火野正平 石橋蓮司
原作:顎木あくみ「わたしの幸せな結婚」(富士見L文庫/KADOKAWA)
監督:塚原あゆ子
脚本:菅野友恵 音楽:立山秋航
主題歌:Snow Man 「タペストリー」(MENT RECORDING)
配給:東宝
(C)2023 映画『わたしの幸せな結婚』製作委員会