【国内最大級】全天候型テント馬場で、かわいい馬と触れ合う! 設立50周年の乗馬クラブ『明石乗馬協会』 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【国内最大級】全天候型テント馬場で、かわいい馬と触れ合う! 設立50周年の乗馬クラブ『明石乗馬協会』

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 明石市中心部から車で30分ほど、四季折々の自然が美しい石ケ谷公園内で活動する乗馬クラブ『一般財団法人明石乗馬協会』が設立50周年を迎えた。同クラブは子どもたちの情操教育と市民の健康増進を目的に、1973(昭和48)年に発足。現在ではスポーツ・競技としてだけでなく、地域への社会貢献に繋げる乗馬活動を行っている。

『一般財団法人明石乗馬協会』施設

 設立当初、同公園内には明石市が運営する農業センターがあり、放牧された牛や馬がのんびりと草を食む牧歌的な光景も見られたという。現在は国内最大級の全天候型テント馬場をはじめ、クラブハウスや放牧場、フラワーガーデンといった充実した環境のなかで馬との触れ合いを満喫できるようになっている。

洗蹄所(せんていじょ):馬の手入れや準備をする場所
講習会の様子

『明石乗馬協会』の大きな魅力が、バリエーション豊かなプログラムだ。1日のみの体験乗馬やポニー乗馬体験のほか、複数回通うことのできるスクールや本格的なライセンスコースもあり、広々とした馬場内では初心者からベテラン、そして小学生からシニアまで、誰もが安心して乗馬を楽しめる。

 会員向けにもさまざまなプランが設けられている。特に小学1~3年生を対象としたキッズ会員には、ただ馬に乗るだけでなく厩舎(きゅうしゃ)の掃除や馬との散歩なども行っており、保護者からは「ほかのスポーツにはない経験ができる」と好評だという。

体験乗馬の様子
厩舎(きゅうしゃ):馬の部屋

「馬を身近に感じてもらおう」という思いから、乗馬の出張サービスも。地域のイベントや保育園・幼稚園に出向き、ポニー乗馬や馬車に乗る体験を提供している。

 理事長の三木則夫さんは「ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアなどでは競走馬よりも常用馬の方が多く、生活空間に馬がいます。日本でも、もっと気軽に馬と触れ合える環境を作っていきたい」と話す。

 近年では、馬との関わりが心身に良い効果をもたらすとされる“セラピー乗馬”や、パラリンピック選手を輩出した“障がい者乗馬”にも積極的に取り組むなど、同協会は活動の幅をさらに広げている。

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