大学側からは、地域資源マネジメント研究科の中井淳史教授が「まさに私たちの研究にかかわっているお米をいただけてたいへんありがたい。全国各地から縁あって但馬に集まった学生に但馬の味覚にも触れてほしいし、同時に地域の皆さんがコウノトリの野生復帰を果たすための環境づくりにどんな苦労をされたかを知ってもらうきっかけにもなると思う」とあいさつ。
学生代表の溝口綾乃さん(23)は、「私たちは大学で炊き出しをして生活しているので、お米をいただけて本当にうれしいです。このキャンパスは周囲に飲食店やコンビニがないので、いただいたお米を春から入学する新入生とともにおいしくいただき、学生同士のつながりを育んでいきたい」と笑顔で話していた。