■その3「 貴妃咖喱酥(グイフェイガーリースー)」
さくさくとしたパイ生地の中に、緑豆餡とカレー味のひき肉がギッシリ入ったカレーパイ。甘じょっぱくてスパイシーな菓子は一度食べたらクセになると、その魅力にハマる人も多いのだとか。
■その4「蛋黄酥(タンファンス)」
黒餡と塩漬けの卵黄をパイ生地で包んだ焼き菓子。お月見の時期(中秋節)に月餅とともによく食べられる菓子で、甘さ・辛さがあいまった味わいが日本人の舌にも合うため人気なのだそう。
■その5「菊花酥(キッカス)」
スモモのようなあっさりした甘味と酸味が特徴の"ナツメ"あんが入ったパイです。見た目もかわいらしいこのお菓子。花びら部分のパイは、サクッとしながらもしっとりとした独特な食感も楽しめます。
日本ではなかなか馴染みが薄かった「ガチ中華スイーツ」。奥が深い本場の中華菓子の世界に、これからハマる人が増えるかもしれませんね。
(取材・文=みねほのか)