大阪を中心に関西で「お菓子のデパートよしや」を展開する菓子卸・小売りの株式会社吉寿屋が、4月28日、兵庫県赤穂市に大型店舗「お菓子のデパートよしや播州赤穂店」をオープンする。
関西中心に直営店舗40店舗、フランチャイズあわせて約100店舗を数える、よしや。播州赤穂店は、昨年10月の奈良・天理、今年3月の和歌山・白浜と同じく大型店舗となる。駄菓子約600種類、総商品数2000種類以上を取りそろえるなど、豊富な商品展開を行い、同社いわく「関西最大級のお菓子のテーマパークを目指す」。場所は、JR播州赤穂駅から徒歩で約10分、フレスポ赤穂にある「アグロガーデン新赤穂店」内の一角。4月28日から5月7日まではオープンイベントも実施される予定。
「播州赤穂店は、よしやの中でも最西端の店舗。赤穂浪士ゆかりの地にオープンすることができて大変光栄で身が引き締まる思い。『お菓子』を通じて地元の方々と国内観光やインバウンド需要を含めて何かしらの貢献ができれば」と、開店への思いを語ったのは、同社の神吉一寿社長。今後に向けては「2年後に迫った大阪・関西万博までに駄菓子中心の大型店を2府4県に合計10店舗出店し、日本の菓子文化の魅力を全世界に発信したい」と抱負を述べた。
