漁獲量は兵庫県が日本一! 今が旬のホタルイカ 肝臓の働き助ける「タウリン」豊富でパスタとの相性も抜群 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

漁獲量は兵庫県が日本一! 今が旬のホタルイカ 肝臓の働き助ける「タウリン」豊富でパスタとの相性も抜群

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 青白い光を放ち「海の宝石」とも呼ばれるホタルイカ。3月~5月が旬とされることから、日本海の春の味覚としても有名だ。最も知名度が高いのは富山県産ホタルイカ。身が大きく高級品として取引される。しかし「漁獲量日本一」を誇っているのは、じつは兵庫県なのである。

 兵庫県産のホタルイカは地元のスーパーや市場などに並ぶものが多いそう。神戸市内にある産直市場にも、北部日本海側の浜坂(新温泉町)近海で水揚げ後、即ボイルしたものが運ばれる。兵庫県産ホタルイカを扱う「ナナ・ファーム須磨」(須磨区)では、鮮度を重視しているという。

水揚げ直後のホタルイカ。漁獲高は兵庫県がトップって知ってました?

 ホタルイカは酢味噌との相性が良いことから、同市場でもセット販売を行っている。「現在は入荷当初よりもサイズが大きくなり食べごたえも十分」と店頭スタッフ。鮮度が高いため、身はぷりっとしていて噛めば噛むほど、口の中に旨味が広がる。

ボイルされたホタルイカ

 酢味噌で食べるのもいいが、広報で野菜ソムリエでもある神垣八千代さんは“ホタルイカ×パスタ”の組み合わせを推している。ニンニクと唐辛子をきかせたペペロンチーノなどのオイル系はもちろん、まろやかな味わいと磯の風味が絶妙にマッチするクリーム系パスタとも相性が良いそうだ。春キャベツや菜の花など、緑色の野菜と合わせると見た目もあざやかになり食欲を刺激する。

「ボイルしているとはいえ、ホタルイカの目・クチバシ・軟骨がついたままだと食感が悪くなるため、取り除くのがおすすめです。ひと手間かけるだけで、さらにおいしく召し上がっていただけますよ!」(神垣さん)

ホタルイカと菜の花のペペロンチーノ

 ホタルイカには肝臓の働きを良好にする効果が期待される栄養素「タウリン」が含まれるとのこと。「肝臓の調子が良いと体の疲れが取れやすくなります。新年度で環境が変わり“お疲れモード”の方は積極的に摂るといい食材のひとつ」と神垣さんは説明した。

身体の疲れを感じるときにはホタルイカがおすすめです

■ナナ・ファーム須磨
兵庫県神戸市須磨区外浜町4-1-1
電話 078-733-7722
※店舗ごとに営業時間や定休日が異なるため、詳しくはナナ・ファーム須磨公式サイトを参照。

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