マリオがいるキノコ王国では、勇敢なリーダー・ピーチ姫が国民のリスペクトを集めています。マリオはピーチ姫をコーチとして訓練を受け、戦えるレベルをクリアしました。そして、ピーチ姫が決意します。
「クッパが攻めてきます。何としても私たちであの怪物を止めるの」
離ればなれになってしまったマリオ兄弟がピンチに立ち向かいます……!
今作は任天堂の人気キャラクター・マリオを主人公にした劇場アニメ『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』です。任天堂と『ミニオンズ』や『SING/シング』などを手がけたアメリカのイルミネーションが共同制作しています。
マリオは1981年、任天堂のゲーム『ドンキーコング』に初登場したキャラクター。オーバーオールを着て赤い帽子に口ヒゲを生やした姿で、数多くのゲームに出てくる人気キャラです。アメリカの任天堂が借りていた倉庫のオーナーのマリオさんに似ていたのが名前の由来だそうです。
プロデューサーは、マリオの生みの親として知られる任天堂の代表取締役フェロー・宮本茂と、イルミネーションの創業者で最高経営責任者のクリス・メレダンドリ。2人が6年の歳月をかけ、話し合いを積み重ねて映画が出来上がりました。
オリジナル版の声優を務めるのは、マリオがクリス・プラット、ピーチ姫はアニャ・テイラー=ジョイ、ルイージがチャーリー・デイ。クッパはジャック・ブラック、キノピオがキーガン=マイケル・キー、ドンキーコングがセス・ローゲン、クランキーコングがフレッド・アーミセン、カメックはケヴィン・マイケル・リチャードソン、ブラッキーがセバスティアン・マニスカルコで、コメディの得意な俳優たちが集まっています。
監督はアーロン・ホーヴァスとマイケル・ジェレニック、脚本は『ミニオンズ フィーバー』で知られるマシュー・フォーゲルです。
日本で上映されるのはおよそ8割が日本語吹き替え版です。宮本プロデューサーによると、最初から同時に英語版と日本語版の脚本を作っていたそうで、スクリーンで会話が自然に進みます。
日本語吹き替え版の声優は、マリオが宮野真守、ピーチ姫は志田有彩、ルイージは畠中祐です。クッパが三宅健太、キノピオは関智一、ドンキーコングは武田幸史です。アメリカではすでに4月5日に公開されました。全米初登場 No.1 で、イルミネーション作品の週末3日間のオープニングの興行収入で『ミニオンズ』を上回る新記録、日本発のコンテンツがハリウッド映画化された作品として歴代最大のオープニング興行収入を達成しています。
アメリカの映画情報サイト・ボックスオフィスモジョによると、アメリカ・メキシコ・イギリスなど全世界での興行収入は4月18日現在で900億円を超えています。
この映画は、初めから終わりまで冒険と戦いのシーンが続き、ゲームの「スーパーマリオブラザーズ」や「マリオカート」などのアクションを劇場の大スクリーンで楽しめます。新しいカメラワークがふんだんに採り入れられており、ゲームの中のマリオ目線で見る映像が新鮮かつ躍動感にあふれています。映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、4月28日(金)公開です。(SJ)
◇映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(原題:The Super Mario Bros. Movie)
※上映日程は、作品の公式サイト・劇場情報でご確認ください。
キャスト:
クリス・プラット アニャ・テイラー=ジョイ チャーリー・デイ ジャック・ブラック キーガン=マイケル・キー セス・ローゲン フレッド・アーミセン ケヴィン・マイケル・リチャードソン セバスティアン・マニスカルコ チャールズ・マーティネー ほか
日本語吹替キャスト:
宮野真守 志田有彩 畠中祐 三宅健太 関智一 武田幸史 ほか
プロデューサー:クリス・メレダンドリ 宮本茂
監督:アーロン・ホーヴァス マイケル・ジェレニック
脚本:マシュー・フォーゲル
配給:東宝東和
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