一方で、マイナビ仙台については、「なでしこジャパンのMF宮澤ひなた選手はスピードやテクニックがある。昨シーズンまでINACにいた中島選手は大きな展開ができたり、彼女のCK、FKからの得点があり、そこに飛び込むFW矢形海優選手の思い切りもある。前線は手ごわい選手が多い」と、攻撃陣のポテンシャルの高さを評価。チームのキーマンには「スピードもあるし、若いので、思い切りがいい」という18歳のFW松窪真心選手をあげていた。
今回の共同開催について、「ヴィッセル神戸が全面協力という形でこのダブルヘッダーを開催にこぎつけてくれた。神戸のサッカーにとっては新しい幕開け。今まではなかなか一緒にすることはなかったが、ファンの皆さんも楽しみにしていると思うし、一緒にやることがまずは大きい」と意義を語ったのは、INAC神戸の安本卓史社長。今回は、ヴィッセルとINACの試合間の空き時間に、元阪神・オリックスの能見篤史氏や元サッカー日本代表DF加地亮氏、ヴィッセルで現役を引退した元U-23日本代表DF那須大亮氏、TikTokクリエイターのウンパルンパ氏を招いてトークショーを開催するなど、「ヴィッセルのお客さんをいかに残ってもらうか」をテーマに、ノエスタでのダブルヘッダーをを楽しめる企画も準備。「これ(ダブルヘッダー)をきっかけに、INACまで見てもらい、それで興味を持ってもらって、女子サッカーも面白いと思ってもらえれば」と、試合の生観戦を呼びかけていた。
なお、今回のダブルヘッダーでは、ヴィッセルのチケットがあれば、INAC神戸の試合も観戦できる。また、INAC神戸のみの観戦の場合には当日券もある(メイン自由席2000円、サイド南自由席500円、以上、一般料金。詳細はINAC神戸のホームページを参照)。
◆2022-23 Yogibo WEリーグ 第15節 4/29(土)『アサヒグループ スペシャルマッチ』 試合情報(INAC神戸レオネッサ HPより)
https://inac-kobe.com/news/match/7820