『写真家が捉えた 昭和のこども』カメラの歴史を体感 明石市立文化博物館【Rミュージアム・トーク 2】 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

『写真家が捉えた 昭和のこども』カメラの歴史を体感 明石市立文化博物館【Rミュージアム・トーク 2】

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 実は1900年代の初頭には手のひらにのるサイズのカメラが登場しています。特設コーナーでは昭和3(1928)年に登場したイコネッテというカメラをダンボールで再現しています。

ダンボールで再現した「イコネッテ」(左)
ダンボールで再現した「イコネッテ」(左)

 お手持ちのスマホと比較してみてください。奥行きはともかく、スマホとさほど変わらないサイズになっています。性能こそ異なりますが、サイズは約100年前のものと近いのです。

 他にも1948年に登場したワルタックスというカメラの実物を手に取っていただけるようにしております。

「ワルタックス」を構える工藤克洋学芸員
「ワルタックス」を構える工藤克洋学芸員

 撮影はできませんが、操作方法を解説したパネルも用意しております。ご年配の方なら懐かしい、若い方には全く未知の70年前のカメラの使い方をぜひ体験してみてください。

(明石市立文化博物館学芸員・工藤克洋)

◆明石市立文化博物館2023年度春季特別展「写真家が捉えた 昭和のこども」
期間 2023年4月1日(土)~5月14日(日) 
休館日 会期中無休
開館時間 午前9時30分~午後6時30分(入館は午後6時まで)
観覧料 大人800円 大学生・高校生 600円 中学生以下 無料、65歳以上は半額。身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・障害者手帳アプリ提示時、本人と介護者は半額。シニアいきいきパスポート提示で無料。
問い合わせ 明石市立文化博物館(明石市上ノ丸2-13-1)TEL 078-918-5400

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