・「年生」「次生」
履修規定やシラバス、教職課程の認定基準などで多くみられる。
・「回生」
課外活動などの学生インタビュー、ゼミ募集をはじめとした日常的な掲示内容などで多くみられる。
同じ大学内においても学部や研究科によって異なることから呼称が統一されているわけではないものの、学生本人のコメントや身近な学生生活に関するページでは「回生」が多用されていました。やはり、関西の学生の間では「回生」を使う傾向にあるように感じます。
ちなみに、筆者の知り合い10人に調査してみたところ、関西の大学出身者6人は全員「回生」、関東・東海の大学出身者4人は全員「年生」と呼んでいたそうで、地域ごとに分かれていることがわかりました。
方言のように、関西地域では大学生の学年の呼び方も独特であることがわかり、驚きでした。もしも、あなたの周りで「〇回生」を使っている人がいれば、関西出身なのかもしれませんね。
(取材・文=市岡千枝)
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◆東京女子大学
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