2020年にはアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に初出場し、ベスト4入り。2021年のJ1初となる3位入りで、2度目のACLを昨年戦い、ベスト8という成績も残したクラブは、今シーズン、FW大迫勇也選手、FW武藤嘉紀選手、MF山口蛍選手らを中心に、攻守に躍動中。悲願のJ1リーグ制覇も期待されます。広報の林さんは、「今後もACL出場権を獲得し、アジアNo.1を目指したい」と話します。
一方で、ヴィッセルは今、ホームタウン・神戸市での地域貢献活動にも力を入れています。
2023シーズン開幕前には、商店街や駅、行政機関などでプロモーション活動を実施。ホームスタジアム、ノエビアスタジアム神戸の最寄り駅であるJR兵庫駅構内には、スタジアムの雰囲気が感じられる装飾や、選手肖像などが施された柱が登場しました。
4年ぶりに開催された「生田川さくらまつり2023」には、クラブマスコット「モーヴィ」とヴィッセル神戸ガールズ応援ユニット「ヴィッセルセレイア」が参加。地元のお祭りやイベント、スポーツ大会や福祉活動などスタジアムの外でも活動することで、サッカーやスポーツに興味を持ってもらい、健康的な生活やコミュニケーションの大切さを伝えています。
そのほか、地元小学校での活動も。学習支援として、今年度も神戸市立の小学校と養護学校全169校、1万2300人の新一年生全員にレッスンバッグを配布しました。また、抽選で選ばれた1校の入学式にモーヴィがサプライズ訪問し、レッスンバッグを直接新一年生に贈呈。子どもたちとの交流も続けています。
最後に、林さんは「サッカー観戦のおもしろさは、攻撃の際に自然と会場のボルテージが上がること。まだサッカー観戦をしたことがない方は、ぜひノエビアスタジアム神戸で観戦してみてください!」とコメント。J1で快進撃を続けるヴィッセル、今後の活躍からも目が離せません。