「ひょうごプレミアム芸術デー」7月11日からの7日間開催 89施設は前年の約10倍、障がい者や子育て世代に配慮も | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「ひょうごプレミアム芸術デー」7月11日からの7日間開催 89施設は前年の約10倍、障がい者や子育て世代に配慮も

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 兵庫県の芸術文化に親しんでもらおうと、県内の芸術文化施設を無料で開放したり、無料イベントを実施したりする「ひょうごプレミアム芸術デー」。2023年は、7月11日から17日に行われることになりました。

 22年は県立の9施設にとどまりましたが、2度目の実施となる23年は市町立や民間の施設にも広げ、約10倍の89施設で実施します。また、障がいのある人や子どもを連れた人を優先的に案内し、自由に話しながら鑑賞できる日を設けるほか、目や耳が不自由な人には、触れることのできる展示や手話での解説、字幕つきの映像を流すなどの機会をつくります。

 24日には障がい者芸術に取り組む団体の代表者らが知事と面談し、「発表の場が必要。ワークショップの開催などで、実際に経験してもらう機会を増やしてほしい」などと要望しました。県はこれを受け、県内各地で障がいのあるひとが制作した作品を巡回展示し、障を持つ子供らが参加できるワークショップを期間内に行います。

県内で障がい者芸術に取り組む団体の代表者らが斎藤兵庫県知事を訪問し、要望をおこなった(24日午後=兵庫県庁)
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