兵庫県の芸術文化に親しんでもらおうと、県内の芸術文化施設を無料で開放したり、無料イベントを実施したりする「ひょうごプレミアム芸術デー」。2023年は、7月11日から17日に行われることになりました。
22年は県立の9施設にとどまりましたが、2度目の実施となる23年は市町立や民間の施設にも広げ、約10倍の89施設で実施します。また、障がいのある人や子どもを連れた人を優先的に案内し、自由に話しながら鑑賞できる日を設けるほか、目や耳が不自由な人には、触れることのできる展示や手話での解説、字幕つきの映像を流すなどの機会をつくります。
24日には障がい者芸術に取り組む団体の代表者らが知事と面談し、「発表の場が必要。ワークショップの開催などで、実際に経験してもらう機会を増やしてほしい」などと要望しました。県はこれを受け、県内各地で障がいのあるひとが制作した作品を巡回展示し、障を持つ子供らが参加できるワークショップを期間内に行います。
「ひょうごプレミアム芸術デー」7月11日からの7日間開催 89施設は前年の約10倍、障がい者や子育て世代に配慮も
2023/05/27
関連記事
-
兵庫県、「SDGs未来都市」に選定 万博見据えた地域の体験型プログラムは「モデル事業」に
2023/05/27
-
兵庫県立病院で肺がん疑いを見落とす医療事故 医師2人が検査リポート確認怠り、患者は1年4カ月後に死亡 丹波医療センター
2023/05/27
-
明石・大蔵海岸砂浜陥没事故 美帆ちゃん死亡から21年「私にも、同世代の娘が」丸谷聡子市長ら、“現場主義”で安全継承誓う
2023/05/26
-
兵庫県、ワクチン集団接種会場を姫路と尼崎に開設 6月の週末に実施、27日から予約開始
2023/05/26
-
「デスティネーションキャンペーン」兵庫で7月スタート JRなど3日間乗り放題パスを販売、430万人の宿泊目指す
2023/05/26