「第50回神戸まつり」のメインフェスティバルが、28日、神戸・三宮のフラワーロード周辺を中心に開催されている。新型コロナウィルスの影響で4年ぶりの実施。好天に恵まれたこともあり、人出は100万人規模と見込まれている。
午前11時頃にスタートしたまつりは、神戸市婦人団体協議会の「総踊り」が開幕に華を添え、神戸ジャズ100周年記念パレードや神戸2024世界パラ上陸パレードも行われた。
正午過ぎに「東京ディズニーリゾート40 周年スペシャルパレード」が姿を現すと、親子連れを中心に沿道はひときわ大きな盛り上がりを見せた。
約60組が出演する「おまつりパレード」には、神戸製鋼ラグビー部 コベルコ神戸スティーラーズなど、地元ゆかりの団体が次々とフラワーロードから三宮中央通りを進んでいる。
サッカーJ1のヴィッセル神戸もトップチームの選手が参加し、観覧客の前に登場する予定。午後3時頃からはサンバチームがパレードのフィナーレを飾る。
ライブやマーケットイベントも盛況。フラワーロード神戸阪急前の「おまつり広場」には、まつりスタート直後、同まつり"応援隊長"を務めるクマガイタツロウさんのバンド、ワタナベフラワーが登場。第50回神戸まつりの歌に採用された『神戸へおいで』などを披露し、観客を盛り上げた。
そのほか、神戸朝日ビルでは、神戸ジャズ100周年記念「神戸旧居留地Jazz Stage」、新会場「みなとのもり公園」では家族向けイベント「にぎわいフェスタ」、東遊園地芝生広場では、ヴィッセル神戸やラグビーのコベルコ神戸スティーラーズによる「スポーツ/パラスポーツ体験」など、三宮界隈を中心にさまざまなイベントが開かれている。