サッカーJ1のヴィッセル神戸が、28日の「第50回神戸まつり」のパレードに参加した。今夏限りで神戸を退団することを発表したアンドレス・イニエスタ選手や、チームの好調を支える大迫勇也選手、武藤嘉紀選手らスター選手の登場に、沿道は湧き立った。
午後3時前、ヴィッセル神戸のトップチームの選手たちは専用のフロートに乗り、三宮フラワーロードに現れた。チームのマスコット・モーヴィやスタッフ、サポーターらも共に行進した。
イニエスタ選手は、チームメイトらと言葉を交わすなどにこやかで、沿道からの「アンドレス!」「ありがとう!」などの声援に手を振って応えていた。
大迫選手や武藤選手ら他の選手たちも、フロートの上でスマホカメラを構えるなど終始リラックスした様子だった。
現在、リーグ戦首位と好調で、27日のJ1第15節FC東京戦でも勝ち点3を獲得したヴィッセル神戸。パレードを見ようと集まったサポーターにも前日の勝利の余韻が漂っており、ヴィッセルのファンクラブの会員だという20代の女性は、「昨日と今日の2日連続でイニエスタ選手を見ることができました!」と興奮気味に語った。