国内外で複数の会社経営 作ったのは『働いてもらう仕組み』 理由は「働く時間をほかのことに使いたかった」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

国内外で複数の会社経営 作ったのは『働いてもらう仕組み』 理由は「働く時間をほかのことに使いたかった」

LINEで送る

この記事の写真を見る(3枚)

 国内外で複数の会社経営に携わって活躍する投資家・コンサルタントが、そのアイデアや行動力の源などについて、ゲスト出演したラジオ番組で語った。

一般社団法人ドクターライフ協会の代表理事・夏井雅生さん

 ラジオ番組『アスカツ!』(ラジオ関西)2023年4月29日放送回にゲスト出演したのは、一般社団法人ドクターライフ協会の代表理事を務める夏井雅生さん。同協会を含めて、現在は「10ちょっとくらい」の会社に関わり、「職業としては、投資家とコンサルティング。投資するのは自分の会社、コンサルティングするのは自分の社長という感じ」だと語る。

 その内容は、「東京だとペットフードや会計の会社。兵庫の尼崎で就労支援やレンタカー店。神戸市でウェブ会社や保険代理店。タイで幼稚園やメディア関係の仕事、貿易などいくつか。ベトナムだと食品加工工場と販売の会社、ミニ四駆でおなじみの『タミヤ』の代理店など」と多種多彩だ。

 夏井さんがドクターライフ協会を立ち上げたのは、「海外にずっと住んでいて、日本に帰ってきたとき、日本人が情弱(情報弱者)すぎると思った」という気づきから。「(日本では)情報を集めたり使ったりすることも得意でなく、言われたとおりにやっている方が多い。そうするとあまり得ではない。実際には、たとえば確定申告をちゃんとすれば、いくつか返ってくるものは必ずある。国が(情報を)出していて、それを知らないだけで、何もわからないから損している。それを教えたい思いがもともとの根底にある」と、同協会を通じて、企業やその従業員向けに情報発信を行っている。

「自分がしたいことをしたいとき、ウチの国(日本)の場合、起業しないといけない」と持論を語る夏井さんは、起業した理由について「働きたくないし、働く時間をほかのことに使いたかったから。お金持ちより、“人”持ち、“時間”持ちになりたかった」と素直な思いを明かす。

 子どものころから「ゲームのプログラマーをやって、今のプログラミング能力の勉強も勝手にした」という才能の持ち主は、「歴史や地政学が好きで、ものごとを俯瞰的に見るくせがある」という特長をいかして、「起業して人に働いてもらう仕組みをつくった」ことで、複数の会社に関わることが実現できているようだ。「歴史の本を読んでいると、結局ずっと考えている人は、あまり勝っていない。まず動いた人たちが、いっぱい失敗しつつ、結果として勝っている。トータルでなにがほしいかということ(が重要)」と、とにかくアイデアを即実行することが、夏井さんの強みだ。

 夏井さんは19歳ごろに海外へ出ると、これまで「90ちょっとくらいの国」を周ってきたという。サッカーなどのスポーツ観戦を趣味とし、日本がサッカーW杯本大会に初めて出場を決めたときの「ジョホールバルの歓喜」も体験。「リアルな体験」を現地で味わうことにこだわる。オリンピックなどの世界大会も、会期中は24時間体制でチェックするほどの熱の入れよう。

「オリンピックはマイナー競技がいい。4年に一度しかスポットライトが浴びないことはよろしくないことだが、その(本番の)ときのはじけ方が違う。だから、勝ったときの感動は命がかかった感じで、大好き」(夏井さん)

 そんな夏井さんは、スポーツ競技を支援するアイデアもラジオで披露。

LINEで送る

関連記事