現在絶好調、リーグ首位をひた走る阪神タイガース。このほど、同球団の元投手が、神戸・三宮（神戸市中央区）に焼肉店「神戸ビーフ焼肉 お加虎」をオープンした。
焼肉激戦区とされる北長狭に開店したのは5月のこと。2000年ドラフト5位指名投手の加藤隆行さんがマネージャー、1999年ドラフト3位指名投手の岡本浩二さんが店主を務めて切り盛りしている。
加藤さんと岡本さんは、加藤さんが、もつ鍋店の運営を経てラーメン店を手がけることになったのちに再会。加藤さんの高校時代の先輩でもある岡本さんが、同じく飲食業に携わり、肉にも精通していたことから意気投合し、同店を構えることになったという。
メニューは和牛を中心に展開。「肉の玉手箱」は、和牛ロースや和牛バラ、和牛カルビ、和牛すだれ焼き、厚切りタン、焼き野菜４種からなる。上質な和牛の盛り合わせが、白い煙から現れる。
「和牛クラシタすだれ焼」は、鹿児島県産黒毛和牛ならではのコクとうまみを味わえるという。クラシタは、肩ロースの中でもキメが細かくの柔らかい部位で、美しい霜降りが特徴。すだれ焼はすだれ状に切り込みが入っており、焼き網の上に広げて焼くことで目でも楽しめる趣向とのこと。
一枚ずつ丁寧に切れ目を入れるという「厚切りタンステーキ」は、牛の舌の根本のわずかな部分からしか取れないものを使用している。
