タウンミーティング、予想超えた反響 ”みんなでつくる明石” 丸谷聡子市長「対話の文化、つくります!」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

タウンミーティング、予想超えた反響 ”みんなでつくる明石” 丸谷聡子市長「対話の文化、つくります!」

LINEで送る

この記事の写真を見る(23枚)

 今回のミーティングで挙がった具体的な意見として、▼障がいを持つ子の親が亡くなった後のケアをどうするのか▼ガイドヘルパーの講習の開催▼(計画中の)明石市役所の建て替えに障がい者の声を生かしてほしい▼市民みんなが(明石市の名所の)海を楽しめるように、海岸の砂利道でも移動できる車いすを購入、などが挙がり、集約後、市役所内の各部署で検討に入るという。

 丸谷市長が4月の市長選で大きな公約に挙げたタウンミーティング。市長本人は就任前から、社会的問題を解決するための「ソーシャルイノベーション」を専門分野に大学院で博士号を取得したこともあり、一方通行ではない、対話を重視した合意形成を図りたいと話していた。そのためには、行政から政策に関する情報をしっかり伝えることが重要だと訴える。

 市長として着任したのは5月1日、同月15日には「市民とつながる課」を市役所内に設置、最初のミーティングを2週間足らずで準備した。

福祉事業に携わるNPO法人が制作した「緊急時コミュニケーションカード」この1枚で救われる命が
「本当にさみしい人がいなくなればいいな」誰ひとり取り残さないまちを目指して

 丸谷市長は「第1回で、これだけの方々に集まっていただけたのがありがたい。改めて明石市民の“意識の高さ”を感じた。この規模で毎月ミーティングすると、多くの市民が参加する土壌ができる。”市民との対話”が明石市の文化になれば、さらに前進するまちになる。そして、障がい者というデリケートなテーマを、明るく前向きに話し合えたことが大きい」と手ごたえを感じていた。
 次回のタウンミーティグは6月29日。テーマは「子育て」の予定。

「市民との対話、明石市の文化として」第2回以降に大きな弾み
LINEで送る

関連記事