兵庫が世界に誇る「但馬牛」 フィールドパビリオンの“探検隊”では子牛とのふれあいや鼻紋取り体験なども | ラジトピ ラジオ関西トピックス

兵庫が世界に誇る「但馬牛」 フィールドパビリオンの“探検隊”では子牛とのふれあいや鼻紋取り体験なども

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■「神戸ビーフ」も但馬牛 認定基準の厳しさは日本一とも

 日本三大和牛としても知られる神戸ビーフ。そもそも厳しい基準がある但馬牛(たじまぎゅう)のなかで、さらに、日本一厳格ともいわれる基準をクリアした選りすぐりの牛だけが神戸ビーフと呼ばれます。

神戸ビーフならではの上質なサシが入ったお肉(提供:但馬牛博物館)
神戸ビーフならではの上質なサシが入ったお肉(提供:但馬牛博物館)

■但馬牛の魅力伝える「但馬牛博物館探検隊」 牛とのふれあい体験も!

 ひょうごフィールドパビリオンのプラグラム「但馬牛博物館探検隊」では、そんな但馬牛や神戸ビーフの歴史・現状について、博物館内で展示物や映像を見ながら説明を聞き、学ぶことができます。

博物館内のプロジェクションマッピング(提供:但馬牛博物館)
博物館内のプロジェクションマッピング(提供:但馬牛博物館)
博物館内に展示されている牛の剥製(提供:但馬牛博物館)
博物館内に展示されている牛の剥製(提供:但馬牛博物館)

 あわせて、牛舎では母牛や子牛たちとのふれあい体験も。ブラッシングや牛の鼻紋取り、聴診器で心音を聴いてみる体験なども予定されているそうです。

鼻紋取りのようす(提供:但馬牛博物館)
鼻紋取りのようす(提供:但馬牛博物館)
聴診器で牛の心音を確認(提供:但馬牛博物館)
聴診器で牛の心音を確認(提供:但馬牛博物館)

 プログラムには、SDGsの視点も多く含まれます。たとえば、田んぼの稲わらは牛のエサになり、牛糞は堆肥として田んぼに還元されて資源が循環します。また、但馬牛の母牛を山で放牧することは、森や草原が荒れていくのを抑える役目を果たし、野生の動植物の生物多様性維持にも貢献しているといいます。但馬牛について知ることは、SDGsについて知ることにもつながりそうです。

参考:神戸肉流通推進協議会公式ホームページ

(取材・文=岡本莉奈)

【兵庫県立但馬牧場公園ホームページ】
※「但馬牛博物館探検隊」の開催日時は、「県立但馬牧場公園」のHPをご確認いただくか、電話にてお問合せください。
電話番号:0796−92−2641(兵庫県立但馬牧場公園 公園管理事務所)
参加受付:要予約(当日受付あり)
参加料:無料

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