沙羅双樹の“はかなさ” L.A.から訪れた男性「日本の”WABI-SABI”、少しわかった…」京都・妙心寺塔頭 東林院 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

沙羅双樹の“はかなさ” L.A.から訪れた男性「日本の”WABI-SABI”、少しわかった…」京都・妙心寺塔頭 東林院

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 兵庫県加古川市の40代の女性は「(新型コロナウイルス感染拡大の影響で)命の大切さを考えるようになった。一瞬を咲き切る沙羅の花のように、一度しかない人生を悔いなく過ごしたい」と気持ちを新たにした。

釈迦は「形あるものは必ず壊れ、形美しきもの永遠に保てず 今日なすべきことを明日に延ばさず、確かにしていくことが良き一日を生きる道」と説く

 西川住職は「沙羅の花は朝に咲いて夕方に落ちる一日花。沙羅を見て“はかなさ”を感じるのは侘び寂び(わびさび)という世界に誇る”和の文化”。無常という、永遠・不変のない中で自分が生かされているありがたさと命の尊さを感じ、静かな空間でお茶と和菓子を召し上がり、ほっこりとしていただけたら」と話す。

 東林院「沙羅双樹を愛でる会」は6月27日まで。午前9時~午後4時。抹茶と菓子付きは1600円で、精進料理付きは6100円(いずれも税込み・予約不要)。


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