マレーシア政府は今年5月、屋台などを含む小規模の店舗でもプラスティック製のレジ袋の使用を廃止していく方針を示しました。この小さなビニール袋まで廃止の対象になるのかどうかは判然としませんが、近い将来なくなる大いに可能性もあります。環境保護の観点から仕方ないことかもしれないとは言え、とても便利な風習が消えてしまうことに悲しい思いもします。
コロナが落ち着き、今はマレーシアでもコロナ前のように屋台を楽しむことができます。屋台で食べ物や飲み物をビニール袋に入れてもらい、ぶらぶらと食べ歩きできるのも東南アジアならでは。この文化が残っているうちに、マレーシアを訪れてみてはいかがですか?
(取材・文=斉藤絵美)