6600万年前の5回目の大量絶滅では鳥類以外の恐竜は生き延びることができなかった。そして現在、6回目の大量絶滅が進んでいる。その象徴とされるのがドードー。ドードーはインド洋のモーリシャス島にのみ生息していたが、17世紀に乱獲され絶滅した。人間が絶滅させたともいえる。展示の最後にドードーの骨格を展示し、「地球の生物多様性を減らさないように、行動できるのは人間だけ。今何をすべきか考える機会にしてほしいとのメッセージを込めた。6回目の大量絶滅は静かに長い時間をかけて進んでいる。絶滅危惧種に指定されてからでは遅いんです」と真鍋氏は話す。
特別展「恐竜博2023」
2023年7月7日(金)~9月24日(日)
休館日 月曜日 (祝休日の場合はその翌日。 ただし8月7日、14日は開館)
大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール
大阪市東住吉区長居公園1-23